ダイエットの目標を定めよう。厳しすぎる目標は危ない。1か月2kg以上はリバウンドの危険。目標の体型。急激な体脂肪の減少はホルモンを乱す。あなたに適したダイエット目標について勉強しましょう | ||||||||||||||||||||||||||||||
#1 厳しすぎる目標は危ない #2 1か月2kg以上はリバウンドの危険 #3 目標の体型 #4 急激な体脂肪の減少はホルモンを乱す #5 あなたに適したダイエット目標 |
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#1 厳しすぎる目標は危ない ●厳しすぎる目標は禁止 1か月に3kgも5kgもやせたいという目標を立てると、それを実現するために、かなり無理なことをしなければならないこともあります。 どうしても1か月に5kgやせないと大変なことになるという場合を除けば、できるだけ現実的な1か月に2kg程度を目標にしたほうが、最終的にはよい結果が得やすくなっています。 体脂肪は大切なエネルギー貯蔵庫なので、急に体脂肪が落ちると危機的な状態だと体が感じて、脂肪の分解を抑えたり、逆に蓄積させようとする反応が起こってしまいます。 ●間違いやすい標準体重の意味 やせたいと願っている女性のうち、やせる必要がない人も少なくありません。 標準体重は一般的には「身長(m)×身長(m)×22」で求められます。 これだと150cmの人は「1.5×1.5×22」で49.5kgとなります。 この計算式は男女とも同じになっているので、女性では重すぎる数字です。 この標準体重というのは、1日の活動量や年齢と男女差による基礎代謝の量を考慮して、1日に必要なエネルギー摂取量を計算するときの標準になる体重のことです。 ●やつれないでやせたい 健康的にやせることは、美しさにもつながります。 やせるのはよいことだとしても、無理をしてやせると、健康面にも美容面にもマイナスが出てきます。 これではやせた、というよりも、やつれたということになりかねません。 健康的に体脂肪が落ちてきたときには、見た目にも余分な脂肪が減って、健康的に見えます。 無理にやせると、お腹の脂肪が落ちたとしても頬がこけてきたり、腕や指が細くなったり、と女性的な美しさが失われてきてしまいます。 期間をかけて、適度に体脂肪が落とすこと大切です。 ●やつれないための体重減少 やつれた感じに見えるのは、体に無理がかかっている証拠です。 そうならないためには、1が月に2kgほどの体重の減少を目標とします。 これでは物足らないという人もいるでしょうが、無理をして早くやせようとすると、途中で体脂肪の減少にブレーキがかかったり、ダイエットが続かずにリバウンドを起こすことにもなりかねません。 的確な方法なら2kg×12か月で24kgのマイナスという計算になります。 あくまでも計算なので、実際には停滞期もありますが、それでも長く続く方法のメリットはわかるはずです。 |
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#2 1か月2kg以上はリバウンドの危険 ●1か月で3kg減が限度 1か月に4kgの体重減少というと、すべてが体脂肪だとして28,800kcalのエネルギー量の分に相当します。 1日のエネルギー摂取量が2,000kcalだとしても14日分以上の食事のエネルギー量に相当します。 運動によるダイエットなら、これだけのエネルギー消費は可能かもしれませんが、1か月の間に食事量を半分にしなかればならないのは、いかに過酷かというのは簡単に想像がつくところです。 できれば1か月に2kg、頑張っても3kgが限界だと考えてください。 ●体重をつけるのは楽しみ 体重が毎日減っていくのは励みになります。 体重を数字として記録するだけではなく、グラフに書き込んで、右肩下がりで体重が減っていくのを愛で確かめることができると、もっと体重を落としたいという気持ちが高まり、その結果を見るのが楽しみになり、モチベーションが高まっていきます。 グラフが変化しないと気になり、逆に増えたときには、もっと頑張ろうという気持ちになります。 グラフのダイエット日記をつけたときと、そうでないときには体重減少の結果が違ってきます。 |
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#3 目標の体型 ●目指すのはモデル体重? ダイエットの目標といっても目指すものによってゴールが違ってきます。 体重は一般には健康体重(体脂肪率25%)、美容体重(20%)があげられていますが、その上にモデル体重(17%)、スーパーモデル体重(12%)というものまでありますが、体脂肪率が17%が健康維持のギリギリで、これを目指すのは、かなりの覚悟が必要です。 一気に目指すのではなく、まずは健康体重、次に美容体重を目指して、無理をせずに、どこまでいくことができるのかを見極めるようにしたいものです。 ●筋肉を使えば部分的に引き締まる 脂肪がついて気になるところといえば、お腹、わき腹、二の腕、太腿、お尻などですが、気になるところから脂肪を減らしていければ、と願うのは誰しも同じことでしょう。 お腹が気になる人が腹筋運動をして、お腹の脂肪だけが減ってくれればよいのですが、体脂肪は運動によるアドレナリンの刺激を受けて、全身的に減っていきます。 それでは腹筋運動のダイエット効果はないかというと、そんなことはなくて、筋肉を使うほど、筋肉がつくほど、そこを引き締めていくことができます。 ●運動で気になる脂肪から減らせる 脂肪がついて気になる部分というのは、太ったことによって、あとから脂肪が蓄積された部分です。 だから、運動をして全身の脂肪細胞から均等に脂肪が分解されて減ったとすると、初めに落ちて行くのは、あとから脂肪がついたところから。 気になるところの脂肪は運動によって減らしやすいわけです。逆にいうと、気になるところの脂肪は、運動をしなかったり、食べすぎると、さらに蓄積されやすいところでもあるので、できるだけ運動の機会を増やして脂肪を増やさないように、減らすようにしたいものです。 ●周りと食事を見比べよう 太っている人の友達は太っている人が多い、というのはよく見かけることです。 周囲に食べる人がいると、どうしても食べすぎになりがちです。 少食の友達の前では、食べにくいので、太っている人たちは食べる量が多い人と付き合っています。 逆に少食の友達がいる人は、食べる量が少なくなるだけでなく、やせやすい食べ物や食べ方をしています。 やせている人と付き合えばよいといっても、そうはいかないという人は、周囲を見渡して、やせている人の食事をチェックしてみたらいかがでしょうか。 |
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#4 急激な体脂肪の減少はホルモンを乱す ●急なダイエットで太る体質に 無理をしてダイエットをすると、ホルモン分泌が乱れやすくなります。 女性ホルモンは種類によって特徴があり、生理から排卵までの間に卵胞ホルモンが多くなって内臓脂肪が分解されやすく、排卵から生理までの間は黄体ホルモンが多くなって皮下脂肪がつきやすくなります。 急に体脂肪が減ると、このサイクルが乱れて、本来なら運動をすることでやせやすい排卵までの期間に卵胞ホルモンが不足して、なかなかやせない、それどころか排卵から生理までに黄体ホルモンが増えすぎて太るということも起こりやすくなります。 ●レプチンが減ると食欲が増す 内臓脂肪が多くなると、脂肪の分解を進めて、食欲を低下させるホルモンのレプチンが多く分泌されるようになります。 それによってやせるように自然と導かれていくわけですが、無理をしてやせると、レプチンの分泌量が減って食欲が抑えられなくなり、脂肪の分解も進みにくくなっていきます。 逆に太りすぎてもホルモン分泌が乱れて、レプチンが分泌されても、身体が反応しくにくくなり、さらにレプチンの分泌が低下したのと同じように食欲が増して、脂肪が分解されにくくなってしまうのです。 |
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#5 あなたに適したダイエット目標 ●心拍数でわかる適した運動量 運動によって体に負荷がかかると、それに対応するための酸素を取り込み、酸素によって脂肪を燃焼させてエネルギーを作り出すために心拍数が高まります。 心拍数が高まるほど運動負荷が高いということですが、1分間に150回を超えると負荷が強すぎて、体を酸化させる活性酸素の発生量も増えていきます。 理想的な心拍数は100~120回とされます。 120回というと心臓の拍動が1秒間に2回ですが、まだ余裕がある状態です。 時計を見ながら、運動時の心拍数を数えてみてください。 ●理想は軽く息が切れる運動量 運動に慣れている人は、心拍数が多少上がっても負担には感じなくても、あまり運動をしない人にとっては心拍数が100回を超えてもきつく感じます。 その人にとって無理がない程度で効果がある運動量は個人によって差はあるものの、負荷がかかると、それに対応するために多くの酸素を取り入れるために呼吸数が増えていきます。 無理がなく、長く続けられるのは軽く息が切れる程度の状態のときです。 心臓のドキドキの数よりも、どれくらい呼吸をしたのかを目安にします。 ●気温で変わるエネルギー消費 1日に必要な基礎代謝のうち70~80%ほどは体温を維持するための熱を作り出すために使われています。 寒い地域に住む人は、体温を高めに保たなければいけないので、多くのエネルギー源を取り入れる必要があり、食べる量も増やさなければなりません。 逆に温かい地域に住む人は体温維持に使われるエネルギーが少なくて済むので、食べる量も少なくてよいということが言えます。 季節によっても変化するので、寒い時期には多くのエネルギーが使われるので、寒い時期には多めに食べないといけないわけです。 ●寒いときは脂肪が燃えやすい 寒い季節には多くのエネルギーが使われるということは、同じ運動量であっても寒い季節にはエネルギー消費量が多くなるということです。 エネルギー源は糖質(ブドウ糖)、脂質(脂肪酸)、たんぱく質(アミノ酸)がありますが、このうち寒い季節に特に燃焼量が増えるのは脂質です。 ダイエットで特に減らしたいのは体脂肪なので、冬には寒いからといって動かないのではなく、できるだけ運動をする機会を増やして、同じだけの運動量でも効果的に脂肪を燃焼させるようにしたいものです。 |
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機能性表示食品の届出番号・届出日・届出者名・法人番号・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性、対象者、安全性、生産・製造・品質管理、機能性の基本情報
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2020年4月12日日曜日
ダイエットの目標を定めよう。厳しすぎる目標は危ない。1か月2kg以上はリバウンドの危険。目標の体型。急激な体脂肪の減少はホルモンを乱す。適したダイエット目標
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