おやつとデザートの摂り方:おやつのエネルギー量は200kcalまで,間食のおやつは太りにくい,夕食前30分のおやつは太りやすい,3時のおやつは太りにくい,おやつを我慢するときはについて勉強しましょう | ||||||||||||||||||||||||||||||
#1 おやつのエネルギー量は200kcalまで #2 間食のおやつは太りにくい #3 夕食前30分のおやつは太りやすい #4 3時のおやつは太りにくい #5 おやつを我慢するときは |
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#1 おやつのエネルギー量は200kcalまで ●太りにくいおやつの量 間食に食べても太りにくいエネルギー量は200kcalということですが、これは3時におやつを食べても夕食までには、ほとんど消費されてしまう量です。 おやつの種類としては、あんこのない餅なら1個100kcal、あんこ入りなら150kcalの計算です。 洋菓子ならプリンが1個100kcal、チョコレートが半分で150kcalという目安です。 おやつで摂ったエネルギー量の分は、1日の食事のエネルギー量に含まれるので、1日の摂取エネルギー量から引いておくことをお忘れなく。 ●和菓子は太りにくい 同じエネルギー量でも、和菓子のほうが洋菓子に比べると太りにくくなっています。 お菓子を食べると、糖質によって血糖値が上昇します。 和菓子の場合には、糖質が多いので、血糖値が上昇しても、それによって分泌されたインスリンによって吸収されるのはブドウ糖だけで、そのブドウ糖は消費されやすくなっています。 洋菓子の場合には、糖質のブドウ糖と脂肪が含まれていて、血糖値が上昇するとインスリンによってブドウ糖も脂肪も吸収されます。 脂肪はエネルギー量も高く、消費されにくいので、洋菓子のほうが太りやすいのです。 エネルギー量を比較すると、洋菓子のほうがエネルギー量が高めです。 |
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#2 間食のおやつは太りにくい ●夜食より間食のほうが太りにくい 夕食を食べ終えてから寝るまでの間に夜食をとったら、その食事のエネルギー量のほとんどが体脂肪になってしまいます。 この時間帯はエネルギーがあまり消費されず、夕方以降は食べたものを積極的に脂肪に変えて、脂肪細胞に蓄えていく仕組みが体にはあるので、太りやすくなっているのです。 それに対して、昼食と夕食の間の間食は、体がエネルギー消費をしやすい時間帯なので、ある程度のエネルギー量のものなら食べても太りにくくなっています。 その量というのは200kcalまでのおやつです。 |
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#3 夕食前30分のおやつは太りやすい ●食前30分の間食は太りやすい 夕食の前におなかがすいたときには、軽く甘いものをつまんでから、食事作りに取りかかるという人も多いことでしょう。 ここで食べるものも1日の目標のエネルギー量に含まれていれば問題ない、と思いがちですが、そうはいきません。 夕食の30分から1時間前に食べたものは血糖値を上げて、脂肪の合成、蓄積が進んでしまい、太りやすくしてしまうのです。 夕食前におなかがすいたら、血糖値を上げるブドウ糖の量が多い甘いものではなくて、ブドウ糖の量が少ない豆類や果物を食べるようにするべきです。 ●インスリン分泌で脂肪蓄積 甘いおやつに含まれている糖質は胃で分解されてブドウ糖になりますが、ブドウ糖が多いと膵臓からインスリンが多く分泌されます。 インスリンは昼間には脂肪を燃焼させるほうに働きますが、夕方以降には糖質から脂肪を肝臓で合成させ、脂肪細胞にため込む働きをします。 少ない量の甘いものであっても、インスリンは多く分泌されるので、血液中にはインスリンが濃い状態になっています。 その状態で夕食を食べると、食事をしたことで出るインスリンとが合わさって、太りやすくなるというわけです。 |
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#4 3時のおやつは太りにくい ●3時のおやつは脂肪がたまりにくい 甘いものを食べると、その一部は脂肪に変化して、その脂肪がエネルギーとして使われないと脂肪細胞に蓄えられていきます。 脂肪が多く作られても、脂肪細胞にたくわえられる量が少なければ、それだけ太りにくいことになります。 脂肪がため込まれるのを助けるたんぱく質がありますが、このたんぱく質は夜に多くなり、昼間に少なくなります。 最も多いのは深夜0~2時ころで、最も少ないのは昼の3時ころ。 3時のおやつは、他の時間帯に食べるよりも太りにくい理由の一つが、ここにあったのです。 ●おやつを食べるなら3時 脂肪を脂肪細胞に蓄積させる働きがあるBMAL1というたんぱく質が体の中にはあります。 このたんぱく質は1日で量が大きく変化して、その量は20倍にもなります。 自律神経の副交感神経が分泌されている時間帯は夕方から寝ている間ですが、この時間帯にBMAL1は体の中に多くなっていて、そのピークは深夜の0~2時ころです。 逆に量が少なくなって、脂肪が脂肪細胞に蓄積されにくくなっているのは昼の3時ころ。 甘いものを食べるなら、1日の中で3時の前後にしたほうがよいでしょう。 |
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#5 おやつを我慢するときは ●おやつを我慢するには昼食は食べすぎない 昼食を多く食べると、夕食までに、お腹がすきやすくなります。 昼食の量が多くなると、血糖値が上昇しやすくなり、その結果として、インスリンが多く分泌されます。 インスリンには血液中のブドウ糖を筋肉に取り組んで、血糖値を下げるように作用します。 血糖値が下がると空腹を感じるので、夕食の前にブドウ糖を補給しやすい甘いものを食べたくなるのです。 おやつでの食べすぎを我慢するためには、昼食で食べる糖質(ご飯、麺類、パン)を減らしぎみにすることです。 ●おやつを我慢するには昼食に脂肪を摂ろう 脂肪が多く含まれた食事をすると太ると思われていますが、昼間は脂肪が蓄積されにくい時 間帯なので、少しは摂るようにします。 脂肪は胃の中で完全に消化されて腸へと運ばれるまでに6時間ほどはかかります。 胃の中に脂肪があると脂肪の消化に時間がかかる分だけ、ブドウ糖の消化が遅くなって、血糖値は徐々に上がるために、インスリンの出すぎを防ぐことができるようになります。 このことによって脳の空腹感を抑えられるだけでなく、胃の空腹感も抑えられるようになるのです。 |
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機能性表示食品の届出番号・届出日・届出者名・法人番号・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性、対象者、安全性、生産・製造・品質管理、機能性の基本情報
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2020年4月14日火曜日
おやつとデザートの摂り方:おやつのエネルギー量は200kcalまで,間食のおやつは太りにくい,夕食前30分のおやつは太りやすい,3時のおやつは太りにくい,おやつを我慢するときは
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