夕方の過ごし方がダイエットの決め手。夕食前の甘いものは太りやすい。夕食前の運動で脂肪蓄積を抑える。夕食後の一口は太る。夜型生活は太りやすくなるについて勉強しましょう | ||||||||||||||||||||||||||||||
#1 夕食時の脂肪食は太りやすい #2 夕食前の甘いものは太りやすい #3 夕食前の運動で脂肪蓄積を抑える #4 夕食後の一口は太る #5 夜型生活は太りやすくなる |
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#1 夕食時の脂肪食は太りやすい ●同じエネルギー量でも脂肪は太る 食事で摂ったエネルギー量が同じなら、同じように太るといわれていますが、実際にはエネルギー量が同じ食品でも、太り方は違っています。 糖質も脂質も余分になった分は肝臓で脂肪酸に合成されて、体脂肪となって蓄えられます。 食品の脂肪が脂肪酸に変わるときには同じようなものに変わるために、その化学変化に使われるエネルギーは摂ったエネルギーの2~3%です。 それに対して、糖質が脂肪酸に変わるときには違ったものになるためにエネルギーが20~23%も使われるのです。 ●夕食には脂肪を減らそう 食品が脂肪酸に変わるときに使われるエネルギーの割合のことをエネルギーロス率といいます。 糖質と脂肪ではエネルギーロス率の差は20%ほどにもなっていて、同じエネルギー量であっても肉類のほうが太りやすくなっています。 だから、ダイエットをするときには肉類を減らして、糖質を増やしたほうがいいわけです。 脂肪酸が脂肪細胞の中に蓄えられやすいのは、自律神経の副交感神経が活発な夕食を食べてからなので、夕食では脂肪の量をできるだけ減らしたほうがよいというわけです。 |
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#2 夕食前の甘いものは太りやすい ●夕食前のおやつは有効か ある美容情報サイトで紹介された「間食ダイエット」が話題になっています。 夕食前の30分か1時間前に間食をすると、血糖値が上がって食欲が抑えられるためにダイエットできる、と説明されています。 間食で食べたもので血糖値が上がりっぱなしなら、そういったこともあるのでしょうが、普通は血糖値は上がったら下がるものです。 血糖値が下がったときに食事をすれば、空腹感が強くなって、かえって食べすぎることにもなります。 食事の30分前の間食は、むしろ太りやすくするものなのです。 ●夕食前の間食は太る 甘いものに含まれているブドウ糖によって血糖値が上がると、それに反応してインスリンが分泌されて、ブドウ糖が筋肉細胞に取り込まれることによって血糖値は下がります。 間食の甘いものはエネルギー量が少ないのに、血糖値が急上昇するので、インスリンが多く分泌させて、それが血液中に多く残ります。 間食から短時間で夕食を食べると、そのインスリンによって脂肪の蓄積が多くなります。 また、夕食によって分泌されたインスリンによって脂肪の蓄積が起こるので、脂肪の蓄積を増やすことになるのです。 |
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#3 夕食前の運動で脂肪蓄積を抑える ●食事前の運動は筋肉を増やす 運動と食事のタイミングによって、ダイエット効果を高めることができます。 運動前の空腹時に運動をすると、すぐに燃えるエネルギー源である血液中のブドウ糖が不足しているために、筋肉の中のグリコーゲンが分解されてブドウ糖が血液中に放出されて使われます。 このあとに食事をすると、筋肉の中には出ていったよりも多いブドウ糖が取り込まれてグリコーゲンとして蓄積されます。 その分だけ脂肪酸に合成されるブドウ糖が減り、脂肪細胞の中に入る量も減るので、太りにくくなるというわけです。 ●夕食前の運動が有効 運動に食事をすることで筋肉に取り込まれるグリコーゲンが多くなると筋肉が強化されていきますが、筋肉は脂肪を燃焼させる部分なので、筋肉が増えるということは脂肪が燃焼しやすくなるということです。 夕食は自律神経の副交感神経の働きによってインスリンが多く分泌されるために、食事で摂った脂肪やブドウ糖は脂肪酸に合成されていきますが、夕食前に運動をすることは、これを抑えることで、よりダイエット効果が高くなります。 同じ運動量でも、効率よく脂肪を減らすには夕食前の運動がおすすめです。 ●夕食前の運動で脂肪が付きにくくなる 自律神経の交感神経が盛んに働いているときには胃液とインスリンの分泌量が減るので、太りにくくなります。 夕食時には副交感神経が盛んに働いているために、胃液とインスリンの分泌量が増えて太りやすいので、交感神経を刺激する運動は夕食の前に行ったほうが効果はあることになります。 夕方以降は体を休める時間帯なので、運動をするのは体に負担がかかりやすいという人もいます。 そういった人には交感神経を刺激する42℃以上の熱めの温度のシャワーを浴びてから食事をするようにします。 |
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#4 夕食後の一口は太る ●夜食は止まらなくなる 夜に食べると太るといわれていますが、これはよるにはエネルギー消費が少ないこと、夜には脂肪を蓄えるために脂肪が体の中で多く合成されることが、その原因としてあげられています。 それ以外にも大きな原因があることが、最近の研究によってわかってきました。 それは夜に食べるとレプチンというホルモンの分泌量が少なくなって、エネルギー消費が少なくなるとともに、満腹感が感じられにくくなるということです。 夜に食べるのは太るだけではなく、さらに夜に食べたい気持ちを高めてしまうのです。 ●夜はエネルギー消費が少ない 1日は24時間ですが、そのリズムの中で暮らしている人間の体内時計は25時間ほどで、もともと24時間の生活とはズレがあります。 そのために夜は決まった時間に食事を済ませ、決まった時間に寝るように心がけないと眠りにつく時間が遅くなっていくのです。 睡眠の時間がズレてくるとエネルギー消費を抑えないとエネルギー不足となってしまうために、エネルギー消費を高めるホルモンのレプチンの分泌量が減っていきます。 そのために、だんだんとエネルギー消費がよくない、太りやすい体質になっていくのです。 |
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#5 夜型生活は太りやすくなる ●夜更かしで太る体質になる 食欲やエネルギー消費をコントロールしているホルモンのレプチンは、夜更かしをしたり夜食を食べる生活をしていると、分泌量が減ってくることがわかってきました。 レプチンは満腹感を感じやすくするとともに、エネルギー消費を高めるホルモンなので、分泌量が減ると食欲が高まり、食べたものがエネルギーとして消費されにくくなるために、太る体質となってしまいます。 それは夜だけのことではなくて、1日を通じての分泌量が減るので、ダイエットのためには夜の20時すぎに食べることはやめたいものです。 ●遅寝遅起きは太る要因 エネルギー消費を高めて、満腹感を感じやすくさせるダイエットの強い味方であるホルモンのレプチンは、脂肪細胞から分泌されています。 脂肪細胞の中にたまる脂肪酸が多くなると、余分な脂肪をためないように、余分な脂肪を消費するようにレプチンを出す仕組みになっています。 日本人はレプチンの分泌量が少なくて、ただでも太りやすい体質なので、レプチンの分泌量を減らすようなことはしたくありません。 分泌量を減らす一番の原因として指摘されているのは夜更かし、起床時間の遅れといった生活時間の乱れです。 ●夕食の時間が遅くなるほど太る エネルギー消費を高めるホルモンのレプチンは、生活リズムの乱れによって分泌量が減り、太りやすい体質となりがちです。 生活リズムを整えるには睡眠時間を規則正しくとることですが、それとともに大切なのは食事の時間も規則正しくすることです。 朝食が遅くなると体の代謝が高まりにくくなります。 昼食との間が短くなると、胃腸の負担が大きくなり、エネルギー代謝が高まりにくくなります。 夕食以降はエネルギー源として脂肪をためるので夕食の時間が遅くなるほど太りやすくなってしまうのです。 |
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機能性表示食品の届出番号・届出日・届出者名・法人番号・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性、対象者、安全性、生産・製造・品質管理、機能性の基本情報
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2020年4月13日月曜日
夕方の過ごし方がダイエットの決め手。夕食前の甘いものは太りやすい。夕食前の運動で脂肪蓄積を抑える。夕食後の一口は太る。夜型生活は太りやすくなる
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