2020年3月20日金曜日

高麗人参,コエンザイムQ10,ココナッツオイルの効果と副作用

健康長寿成分:高麗人参・コエンザイムQ10・ココナッツオイルの効能効果・機能性について

健康長寿でピンピンコロリ

高麗人参(朝鮮人参・紅参)の効能効果と副作用

コエンザイムQ10(CoQ10・コーキューテン・ユビキノン)の効能効果と副作用

ココナッツオイルの効能効果と副作用

高麗人参の効果と副作用

中国東北部から朝鮮半島に自生するウコギ科の多年草の根を乾燥させた生薬で、朝鮮人参、紅参などとも呼ばれます。

特有のサポニンであるジンセノサイドには鎮静作用と興奮作用があり、心身症、不定愁訴への抵抗力を高める作用が認められています。

このほかにインスリンの働きを高めるアデノシンやピログルタミン酸、血管を弛緩させるAFGなどの物質、さらにビタミンやミネラルも含まれており、免疫増強、血糖値改善、血圧降下、自律神経の調整などの作用があります。

コエンザイムQ10の効果と副作用

エネルギーを生産するために欠かせない脂溶性のビタミン様物質で、細胞にエネルギーを供給するのを助ける補酵素で、CoQ10、コーキューテン、ユビキノンなどとも呼ばれます。

酵素は英語ではエンザイムといい、コエンザイムは補酵素を表します。

2001年に食薬区分の変更によって医薬品だけでなく、サプリメント素材として使用できることとなりました。

コエンザイムQ10は、ほとんどすべての細胞に存在しているオレンジ色の成分で、細胞内でエネルギーを発生させるミトコンドリアで、生命のエネルギーであるATP(アデノシン三リン酸)を合成する酵素の作用を助けます。

体の中で合成されるものの、多くの臓器のコエンザイムQ10の濃度は20歳をピークに減少していきます。

中でも、減少する速度が顕著な心臓では、40代で約30%、60歳では約40%、80代では50%以上が失われていきます。

食品では、鰯、鯖、牛肉、ピーナッツ、ブロッコリーなどに多く含まれます。

最も含有量が多い鰯でも100g中にコエンザイムQ10は約6mgで、通常の食事では1日に5~10mgのコエンザイムQ10を摂取されています。

必要量は1日100mgが目安とされているため、サプリメントでの摂取が注目されています。

抗酸化、免疫機能の強化、心臓機能の維持、コラーゲンの生成促進による筋肉や皮膚の修復などの効果があります。

コエンザイムQ10には、酸化型と還元型があり、一般の食品に含まれるのは酸化型で、肝臓で還元型に合成されて体内で作用します。

一般のコエンザイムQ10は脂溶性であるため、胃に脂肪がある食事の前後に摂らないと吸収されにくくなっていますが、最近の研究開発によって水に溶け、いつでも摂ることができるシクロデキストリンで包摂された吸収性が飛躍的に向上したタイプも登場しています。

ココナッツオイルの効果と副作用

ココナッツオイルの主要成分は、ラウリン酸などの中鎖脂肪酸です。

中鎖脂肪酸は母乳の脂肪分にも数%は含まれていることから、1960年頃から既に専門家の間では注目されており、未熟児の栄養補給に利用されています。

最近になって、アメリカやフィリピンでココナッツオイルに関する研究が活発化しています。

そして、それらの研究報告が日本のマスコミでも知られている著名な有識者の目に留まり、特に、ダイエット効果と認知症予防効果の知見が、テレビなどで一般の方々に伝えられ、日本でも一時期ブームになりました。

ココナッツオイルに含まれるラウリン酸が脂質膜を持っているウイルスに対して抗ウイルス作用を示すこと、さらには抗てんかん、動脈硬化予防、変異原生抑制、ダイエット効果、LDLコレステロール低減、認知症予防効果など、さまざまな報告があります。

その中でも注目されているのがダイエット効果とアルツハイマー病の予防と改善効果です。

健康成分の効能効果・機能性一覧

肥満の危険因子と自覚症状

高血圧の危険因子と自覚症状

高血糖の危険因子と自覚症状

高中性脂肪の危険因子と自覚症状

高コレステロールの危険因子と自覚症状


肥満の危険因子と自覚症状


【危険因子】

早食いである。
食事は満腹するまで食べる。
お菓子などの間食が多い。
ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い。
脂っこい食事が好き。
お酒を習慣的に飲んでいる・お酒をたくさん飲む。
ストレスを感じている。
15分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に肥満の人がいる。

【自覚症状】
急に太ってきた。
ウエストサイズが増えてきた。
食欲が異常にある。
いつも空腹感がある。
血圧が高くなってめまいがする。
疲れやすくなった。
息切れするようになった。
体が冷えやすくなった。
頭痛が起こりやすい。お酒に弱くなった。



高血圧の危険因子と自覚症状

【危険因子】

塩辛い食事が好き。
野菜を食べる量が少ない。
食事は満腹するまで食べる。
早食いである。
睡眠時間が不規則。
お酒を習慣的に飲んでいる。
怒りっぽい性格。
ストレスを感じている。
10分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に高血圧の人がいる。

【自覚症状】
喉が渇きやすい。
体が疲れやすい。
肩こりがある。
頭が重い。
階段を昇ると動悸がある。
寝つきにくくなった。
手足に痺れがある。
尿の量が多くなった。
むくみがある。
体が冷えやすい。



高血糖の危険因子と自覚症状

【危険因子】

早食いである。
食事は満腹するまで食べる。
お菓子などの間食が多い。
ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い。
脂っこい食事が好き。
お酒を習慣的に飲んでいる。
お酒をたくさん飲む。
ストレスを感じている。
10分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に糖尿病の人がいる。

【自覚症状】
口の中が渇きやすく、水をたくさん飲む。
オシッコの回数が増えた。
オシッコの泡立ちが多く、消えにくい。
オシッコの色が濃い、臭いが強い。
食欲が異常にある。
いつも空腹感がある。
急に太ってきた。
いつも疲れやすい。
皮膚にかゆみがある。
性欲が減退してきた。



高中性脂肪の危険因子と自覚症状

【危険因子】

早食いである。
食事は満腹するまで食べる。
お菓子などの間食が多い。
肉食が多い。
脂っこい食事が好き。
お酒を習慣的に飲んでいる。
魚を食べる量が少ない。
20分以上歩くことが少ない。
糖尿病、肝臓病、腎臓病、痛風がある。
両親や祖父母に脂質異常症の人がいる。

【自覚症状】
疲れやすい。
太ってきた。
体が冷えやすい。
風邪をひきやすくなった。
お酒に弱くなった。
イライラしやすい。
運動をすると息切れしやすい。
尿に脂肪が混じる。
上まぶたに黄色っぽい盛り上がりがある。
胸や背中に黄色っぽいニキビがある。



高コレステロ-ルの危険因子と自覚症状

【危険因子】
肉や揚げ物が好き。
脂っこい食事が好き。
スナック菓子を食べる。
ケーキやアイスクリームが好き。
野菜や海藻はあまり食べない。
お酒を習慣的に飲んでいる。
タバコを吸っている。
ストレスを感じている。
10分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に脂質異常症の人がいる。

【自覚症状】
疲れやすい。
体が重く感じる。
太ってきた。
息切れしやすい。
体が冷えやすい。
皮膚に脂肪のふくらみがある。
上まぶたに黄色っぽい盛り上がりがある。
お尻や背中に黄色っぽい固まりがある。
アキレス腱が太くなった。
眼の角膜に白いリング状のものがある。

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