2020年1月2日木曜日

肥満の自覚症状と危険因子について

肥満の危険因子と自覚症状


危険因子と自覚症状で、
それぞれ5つ以上が当てはまったら要注意だそうです。

危険因子チェック項目

【早食いである】

短時間にブドウ糖と脂肪が小腸から吸収されるようになるため、体脂肪が増えるようになります。

【食事は満腹するまで食べる】
ブドウ糖が多く含まれる主食(糖質)、脂肪が多く含まれる副食(脂質)を多く食べると体脂肪が増えるようになります。

【お菓子などの間食が多い】
ブドウ糖が多い砂糖や脂肪が使われているので太りやすくなります。ブドウ糖を多く摂ると肝臓で合成される脂肪が増えます。 

【ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い】
 ブドウ糖が多い砂糖が使われているので血糖値が急上昇して、肝臓で合成される脂肪が増えます。 

【脂っこい食事が好き】
脂肪を多く摂ることで、脂肪細胞に蓄積される体脂肪が増えます。 

【お酒を習慣的に飲んでいる】
アルコール飲料は肝臓での脂肪の合成を進めます。 

【お酒をたくさん飲む】
アルコール飲料はエネルギー量が高いので、エネルギー摂取過剰になります。 

【ストレスを感じている】
ストレスが高まると筋肉細胞に蓄えられたグリコーゲンが分解されてブドウ糖となるので血糖値が高まり、肝臓で合成される脂肪が増えます。

【15分以上歩くことが少ない】
15分以上歩くことで、脂肪が燃焼してエネルギーとなって使われます。 

【両親や祖父母に肥満の人がいる】
肥満の体質は遺伝の傾向があります。
自覚症状チェック項目解説

【急に太ってきた】
体脂肪が増えることで、太っていきます。 

【ウエストサイズが増えてきた】
内臓脂肪は腸の周りにつくので、内臓脂肪が増えるとウエストサイズが増えます。 

【食欲が異常にある】
血液中のブドウ糖が肝臓で多く脂肪に合成されると血糖値が下がって食欲が高まるようになります。 

【いつも空腹感がある】
ブドウ糖が満腹感を高めるので、ブドウ糖が肝臓で脂肪に合成されると血糖値が下がって空腹感が強くなります。 

【血圧が高くなってめまいがする】
内臓脂肪が増えると血管を圧迫して血圧が上昇しやすくなります。

【疲れやすくなった】
エネルギー源のブドウ糖が肝臓で脂肪に合成されると、筋肉に取り込まれるブドウ糖が減り、エネルギーが作られなくなるので疲れやすくなります。

【息切れするようになった】
血液中の脂肪が増えることで血流が低下して、全身に運ばれる酸素が少なくなります。 

【体が冷えやすくなった】
温かな血液が全身を巡りにくくなっているので、熱の補充が間に合わずに手足から冷えるようになります。 

【頭痛が起こりやすい】
 血圧の上昇によって頭痛が起こりやすくなるとともに、全身の血流が低下することで脳に運ばれる酸素が減って頭痛が起こりやすくなります。 

【お酒に弱くなった】
飲酒によって肝臓の脂肪が多くなる脂肪肝となり、肝機能が低下します。

肥満チェック

【危険因子】
早食いである。食事は満腹するまで食べる。お菓子などの間食が多い。ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い。脂っこい食事が好き。お酒を習慣的に飲んでいる・お酒をたくさん飲む
ストレスを感じている。15分以上歩くことが少ない。両親や祖父母に肥満の人がいる。

【自覚症状】
急に太ってきた。ウエストサイズが増えてきた。食欲が異常にある。いつも空腹感がある。血圧が高くなってめまいがする。疲れやすくなった。息切れするようになった。体が冷えやすくなった。頭痛が起こりやすい。お酒に弱くなった。

血圧チェック
【危険因子】
塩辛い食事が好き。野菜を食べる量が少ない。食事は満腹するまで食べる。早食いである。睡眠時間が不規則。お酒を習慣的に飲んでいる。怒りっぽい性格。ストレスを感じている。10分以上歩くことが少ない。両親や祖父母に高血圧の人がいる。

【自覚症状】
喉が渇きやすい。体が疲れやすい。肩こりがある。頭が重い。階段を昇ると動悸がある。寝つきにくくなった。手足に痺れがある。尿の量が多くなった。むくみがある。体が冷えやすい。

血糖値チェック
【危険因子】
早食いである。食事は満腹するまで食べる。お菓子などの間食が多い。ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い。脂っこい食事が好き。お酒を習慣的に飲んでいる。お酒をたくさん飲む。ストレスを感じている。10分以上歩くことが少ない。両親や祖父母に糖尿病の人がいる。

【自覚症状】
口の中が渇きやすく、水をたくさん飲む。オシッコの回数が増えた。オシッコの泡立ちが多く、消えにくい。オシッコの色が濃い、臭いが強い。食欲が異常にある。いつも空腹感がある。急に太ってきた。いつも疲れやすい。皮膚にかゆみがある。性欲が減退してきた。

中性脂肪チェック
【危険因子】
早食いである。食事は満腹するまで食べる。お菓子などの間食が多い。肉食が多い。脂っこい食事が好き。お酒を習慣的に飲んでいる。魚を食べる量が少ない。20分以上歩くことが少ない。糖尿病、肝臓病、腎臓病、痛風がある。両親や祖父母に脂質異常症の人がいる。

【自覚症状】
疲れやすい。太ってきた。体が冷えやすい。風邪をひきやすくなった。お酒に弱くなった。イライラしやすい。運動をすると息切れしやすい。尿に脂肪が混じる。上まぶたに黄色っぽい盛り上がりがある。胸や背中に黄色っぽいニキビがある。

コレステロ-ルチェック
【危険因子】
肉や揚げ物が好き。脂っこい食事が好き。スナック菓子を食べる。ケーキやアイスクリームが好き。野菜や海藻はあまり食べない。お酒を習慣的に飲んでいる。タバコを吸っている。ストレスを感じている。10分以上歩くことが少ない。両親や祖父母に脂質異常症の人がいる。

【自覚症状】
疲れやすい。体が重く感じる。太ってきた。息切れしやすい。体が冷えやすい。皮膚に脂肪のふくらみがある。上まぶたに黄色っぽい盛り上がりがある。お尻や背中に黄色っぽい固まりがある。アキレス腱が太くなった。眼の角膜に白いリング状のものがある。

更新:2020年5月24日

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