2020年1月4日土曜日

健康栄養成分。どんな商品があるのか?

亜鉛
栄養素の代謝や生命活動などに関わる化学反応に携わるミネラルです。200種類以上の酵素の構成成分で、体内では皮膚、毛髪、肝臓、腎臓、睾丸、舌の味蕾などの新陳代謝が盛んな細胞に多く含まれます。不足すると新陳代謝の低下から皮膚炎、脱毛、爪の異常、味覚異常などが現れやすくなります。男性の場合には精液欠乏症や勃起不全、女性の場合には胎児の成長不良が起こりやすくなることが知られています。精子の生産に関わり、射精によって失われるため、セックス・ミネラルとも呼ばれています。また、亜鉛は膵臓から分泌されるインスリンの構成成分で、インスリンの分泌量を調整して血糖値を下げる働きがあります。また、筋肉細胞がインスリンと反応してブドウ糖の取り込みを行う際に必要となります。免疫を高める働きも注目されています。食品では、カキ、牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵(特に卵黄)、ナッツ類に多く含まれます。栄養機能食品表示は「亜鉛は味覚を正常に保つのに必要な栄養素です」「亜鉛は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です」「亜鉛は、たんぱく質、核酸の代謝に関与して、健康の維持に役立つ栄養素です」。

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亜鉛

アガリクス
ブラジル原産のハラタケ属ハラタケ科のキノコで、学名はアガリクス・プラゼイ・ムリル、日本名はカワリハラタケと呼ばれ、日本で栽培されているものは姫マツタケとも呼ばれています。免疫細胞のマクロファージの働きを活性化させるβ‐D‐グルカンなどの多糖類が豊富に含まれます。免疫賦活作用、血圧調整、自律神経調整、アレルギー疾患の改善のほか、インスリンの効能を高めるといった研究成果もあります。

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アガリクス

アサイベリー
南米の熱帯雨林で自生するヤシ科の植物の紫色の果実で、抗酸化成分のアントシアニンが豊富に含まれています。アントシアニンが豊富なことが知られるブルーベリーのアントシアニン量が100g当たり89mgであるのに対して、アサイベリーは414mgと5倍近くも含まれています。目の組織と相性がよく、体内に摂り込むと優先的に網膜や水晶体などに届けられ、網膜の血管や神経を保護することが知られています。活性酸素を消去する能力は複数の方法によって評価されていますが、中でも信頼度が高いのはアメリカ農務省が採用しているORAC値(オラックスコア)です。このORAC値による比較試験によって、アサイベリーは1g当たり1027μmolTEとブルーベリー(92.60μmolTE/g)の10倍以上の値を示しています。

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アサイベリー

アスタキサンチン
エビやカニなどの甲殻類や鮭、イクラ、鯛などの魚介類や藻の赤色の素となる色素物質です。これらの魚介類はオキアミなどの動物プランクトンをエサにしていますが、動物プランクトンは淡水性単細胞緑藻のヘマトコッカスを食べています。動物はアスタキサンチンを体内で作り出すことができず、植物性のヘマトコッカスの色素を受け継いでいます。鮭は白身魚で、サーモンピンクはアスタキサンチンを溜め込んだ結果です。鮭は産卵のために遡上するときに大量の酸素を取り込みながら激しく体を使うために活性酸素が多量に発生し、全身に大きな負担がかかりますが、これに耐えて子孫へとDNAを残すために強い抗酸化成分のアスタキサンチンを蓄えています。メスの鮭は産卵すると身が白くなるのは卵(イクラ)にアスタキサンチンを移して、活性酸素と戦う生命力を伝えているためです。アスタキサンチンの抗酸化力はビタミンEの約550倍、β‐カロテンの約40倍とされ、コエンザイムQ10の約1000倍にも及んでいます。脂肪に溶ける性質があり、血液中のLDLコレステロール(低比重リポたんぱく)の酸化を抑え、動脈硬化を予防し、血管壁を守る作用があります。活性酸素の中で最も毒性が強いうえに、紫外線を浴びると皮膚の細胞で発生する一重項酸素に対して消去効果があることから、シワやシミの予防、肌荒れの抑制に作用します。抗酸化成分は、その種類によって細胞膜で作用する部位が異なることが最新の研究によって明らかにされています。ビタミンEは細胞膜の内側に作用し、β‐カロテンは細胞膜の中心部で作用しますが、それに対してアスタキサンチンは細胞膜を通過して細胞膜の中心部から表面まで抗酸化作用を発揮します。アスタキサンチンは抗酸化作用が強いだけでなく、幅広く細胞膜を活性酸素の害から保護するため、全身の細胞を効果的に守ります。ヘマトコッカスは、クロロフィルが多く含まれることから緑色をしていますが、窒素を欠乏させるとアスタキサンチン(ヘマトクローム)が多く含まれる胞子ができます。アスタキサンチンの多くは現在ではヘマトコッカスから抽出されています。

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アスタキサンチン

亜麻仁油
アジア原産のマメ科の1年草である亜麻(フラックス)の種子を絞った油です。不飽和脂肪酸であるn‐3系のα‐リノレン酸とn‐6系のリノール酸を豊富に含んでいます。コレステロール抑制、エネルギー代謝、心臓の血液循環、免疫向上の機能があります。また、ごまと並んで豊富に含まれるリグナンには、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)と同様の働きをする植物性ホルモンとして、骨粗鬆症や動脈硬化の予防の働きがあります。亜麻仁油は加熱に弱く、食品として摂取する場合には、常温での摂取が必要となります。

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亜麻仁油

アルギニン
たんぱく質を構成するアミノ酸の一種で、たんぱく質の合成に必要であり、成長期には必須アミノ酸となっています。筋肉を強化し、成長ホルモンの分泌を促進して細胞の再生を活性化させるとともに、血管を拡げて血流を促進し、免疫を高める作用があります。また、肌荒れ改善、美肌効果、髪の育成、精力増強などの作用も認められています。食品では、子牛肉、鶏肉、牛乳、エビ、大豆、種実、玄米、全粒粉に多く含まれます。成長ホルモンが多く分泌される運動後や夕食後、睡眠前に摂ることがすすめられます。

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アルギニン

α‐リノレン酸
成長や発達に必要なn‐3系の必須脂肪酸です。体内でEPAやDHAに代謝され、心臓の働きを正常に保つ補助をして、高血圧、心臓疾患、アレルギー疾患の予防の作用があります。食品では、しそ、しそ油、えごま油、亜麻仁油、クルミなどに多く含まれます。酸化しやすいため、加熱しないで使用する必要があります。
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α‐リノレン酸

α‐リポ酸
ビタミン様の補酵素の一種で、チオクト酸とも呼ばれます。体内のすべての細胞に存在し、炭水化物を分解するエネルギー産生に欠かせない物質となっています。2004年に食薬区分の変更によって、医薬品成分だけでなくサプリメント素材としても使用できるようになりました。ビタミンEの数百倍と強力な抗酸化作用があり、酸化によって抗酸化力を失ったビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10を再生させる作用があります。水溶性と脂溶性の両方の性質を備えているため、体のいたるところに浸透し、細胞の内側から機能を発揮することができます。また、糖質、脂質、たんぱく質から作られるピルビン酸からTCA回路(クエン酸回路)で利用されるアセチルCoA生成を促進する作用と、エネルギーを作り出すミトコンドリア内のTCA回路内での補酵素として働き、エネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)の生成に不可欠な成分となっています。そのため、エネルギー産生を効率的に行わせ、余分なエネルギー源が体脂肪として蓄積するのを防ぐ作用があります。体内で合成されているものの、加齢に伴って合成が低下するため、食品やサプリメントから補う必要があります。食品では、酵母、動物の肝臓・腎臓、ホウレン草、ニンジン、トマトに多く含まれます。
キレート作用によって有害ミネラルを排出する働きがありますが、食事と一緒に摂ると糖代謝に優先的に使用されるため、排出のデトックスに活用する場合には空腹時に摂ります。
現在、世界的に利用されているほとんどのα‐リポ酸は、人が合成していることもあって、天然に存在するR体が50%と非天然のS体が50%の混合物となっています。これはラセミ体と呼ばれています。しかし、私たち人間が元来体内に持っていて、年齢とともに減っていくα‐リポ酸は天然のR体です。α‐リポ酸を選ぶときは、必ずR体と明記されているものを選ぶことです。動物実験に関する学術論文では、ビタミンB?欠損のラットや糖尿病モデルマウスを用いた実験で、非天然体であるS体を摂取すると死亡率が急激に増加することがわかっています。一方で、天然のR体摂取の場合は反対に糖尿病モデルマウスの死亡率を有意に減少させ、生存率を飛躍的に高めることが報告されています。
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α‐リポ酸

アロエ
アフリカ原産のユリ科アロエ属の多年生常緑多肉植物で、その種類は600~700種類にも及び、古代エジプト、中国で薬用植物として用いられてきました。アロエの原産地はアフリカ、アラビア、地中海沿岸などの地域で、日本人に親しまれてきたキダチアロエやアロエベラのほかに、南アフリカで栽培されているケープアロエが代表的な種類です。アロエ(aloe)はアラビア語の「苦い」を意味するalloehが変化したものといわれます。肉厚の葉の表皮と内部は半透明のゼリー状で、ここに含まれる特有成分のムコ多糖類には、粘膜の保護や有害物質などの吸着力の保持、免疫細胞の活性化、抗炎症作用、腸内善玉菌活性などが認められています。表皮に含まれている苦味成分のアロインには便通促進作用があり、下剤として使われる医薬品の原料となっています。多糖類の中でも抗腫瘍性が認められたアロエマンナンや、血糖降下作用を持つアルボランA・Bが豊富に含まれています。サプリメントや飲用に主に用いられているのは、有効成分の含有量が多いアロエベラです。ムコ多糖類は医薬品の成分を吸着して吸収されにくくするため、経口薬の作用を低下させる可能性が指摘されています。そのため、医薬品を服用するときには、アロエとは2時間は離して摂ることがすすめられます。
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アロエ

アントシアニン
紫色の抗酸化作用がある色素で、ブルーベリー、ビルベリー、アサイーベリー、ブドウなどに豊富に含まれています。アントシアニンは目の毛細血管、水晶体、網膜に届きやすく、眼精疲労などの軽減作用が認められています。また、強い抗酸化作用によって、目の老化抑制、目の血流の促進のほか、網膜の色素体である脳への信号物質であるロドプシンの再合成を促進して、視力を改善する効果を高めることができます。その結果、酸化ストレスが原因となる緑内障の抑制、加齢性黄班変性症の抑制などの研究が進められています。
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アントシアニン

EPA
青背魚の油に多く含まれるn‐3系の不飽和脂肪酸で、常温で固まらない性質があります。血液凝固を抑制する作用、悪玉コレステロールとも呼ばれるLDLコレステロール(低比重リポたんぱく)値の低下、中性脂肪値の低下作用があり、いわゆる“血液サラサラ成分”です。肝臓で中性脂肪が合成されるのを抑制する効果があります。正式名はエイコサペンタエン酸(もしくはイコサペンタエン酸)。食品では、鯖、鰯、秋刀魚、鮪、鰹などに多く含まれます。栄養機能表示はn‐3系の不飽和脂肪酸のもので、「n‐3系脂肪酸は、皮膚の健康維持を助ける栄養素です」。
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EPA

イソフラボン
女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)と似た作用がある植物性エストロゲンで、大豆に豊富に含まれる色素成分のフラボノイドの一種です。エストロゲンの減少が骨密度を低下させる原因となることから骨粗鬆症の予防作用があります。また、エストロゲンの減少による更年期障害の諸症状の緩和・軽減が期待されるほか、美肌効果もあります。エストロゲンの分泌量が多い生理から排卵までの期間には内臓脂肪が減少しやすいことから、内臓脂肪の減少が期待されています。イソフラボンには抗酸化作用があり、悪玉コレステロールとも呼ばれるLDLコレステロール(低比重リポたんぱく)の減少によって心筋梗塞や脳梗塞を予防する作用もあります。食品では、大豆、大豆製品の納豆や豆腐などに多く含まれます。
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イソフラボン

イチョウ葉エキス
イチョウの緑色の葉の抽出エキスです。抗酸化成分のフラボノイドに血行促進効果が認められたことから注目を集め、ドイツを中心に生理機能の研究が行われ、1965年にはドイツでイチョウ葉エキスが医薬品として登録されました。現在では50か国以上で医薬品として使用されています。イチョウ葉エキスには30種類以上のフラボノイドが含まれ、フラボノイドには、血管を拡張して血行をよくするとともに、悪玉コレステロールとも呼ばれるLDLコレステロール(低比重リポたんぱく)の酸化を防いで動脈硬化を予防する作用や、末梢血管を拡げて神経細胞への血流を促進することによって脳の働きを高める作用もあり、海外ではアルツハイマー型認知症への有効性の研究が進められています。イチョウ葉エキスのフラボノイドには2つのフラボノイドが重なった二重フラボンが含まれ、血液循環効果は他のフラボノイドに比べて約3倍も高いことが認められています。イチョウ葉のフラボノイドの中には他にはない特有成分が含まれ、「銀杏」(ぎんきょう)にちなんでギンコライドと名づけられました。相互作用として、血液凝固抑制薬のアスピリンとの併用で、血小板の剥離が進み、血管からの出血も認められています。
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イチョウ葉エキス

イワシペプチド
イワシのたんぱく質が酵素分解したペプチドで、サーディンペプチドとも呼ばれます。たんぱく質は通常は構成成分のアミノ酸まで分解されますが、ペプチドは2個から数十個のアミノ酸が組み合わされた大きな組成で、そのまま吸収されて体内で作用します。生理活性物質のアンジオテンシンⅠがアンジオテンシンⅡに変換されることで血圧が上昇しますが、イワシペプチドに含まれるバリルチロシンにはACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害作用と血管拡張作用があり、血圧降下作用があります。また、血液中のLDLコレステロール(低比重リポたんぱく)や中性脂肪を減少させる作用があります。ペプチドはアミノ酸よりも大きいため、血液中に保持される時間が長く、効果の持続性も認められています。一部の商品は、特定保健用食品として「血圧が高めの方に適した食品」の表示が認められています。
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イワシペプチド

ウコン
ショウガ科の多年草で、アジア、アフリカ、中南米の熱帯から亜熱帯の高温多湿地域で自生しています。漢方薬の材料の「鬱金」として、根茎部が肝機能の向上のほか気血の流れを調整する生薬として古くから使われてきました。ウコンはカレーの黄色い色の香辛料のターメリックであると説明されますが、ウコンは3種類があり、ターメリックは秋ウコンです。春ウコンの正式名称は姜黄(キョウオウ)で、ウコンが正式名称となっているのは秋ウコンだけです。このほかに紫ウコンと呼ばれるガジュツがあります。ウコンの有効成分のクルクミンは黄色の色素成分で、春ウコンのクルクミンの含有量は0.3%で黄色なのに対して、秋ウコンは3.6%と12倍の含有量でオレンジ色となっています。紫ウコンにはクルクミンはわずかしか含まれていないため、色は薄い紫色となっています。クルクミンには強い抗酸化作用とともに、アルコールが肝臓で分解されてできるアセトアルデヒドの分解を早める解毒作用を高める作用があります。ウコンの精油成分には胃を保護し、肝臓から分泌される消化液である胆汁酸の量を増やす働きがあります。紫ウコンに精油成分が多く含まれ、春ウコンは含有量が少なく、秋ウコンにはわずかしか含まれていません。
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ウコン

ウチワサボテン
メキシコ原産の平たいウチワのような形のサボテン科オプンティア属の一種です。水溶性食物繊維のペクチンが豊富に含まれ、水分を吸ってゲル状になって粘度が高まることで、ブドウ糖が胃から小腸に運ばれる速度を遅らせます。その結果、ブドウ糖の吸収を遅らせて、血糖値の上昇を抑えることから血糖値を下げる作用が認められています。
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ウチワサボテン

NKCP
納豆菌が作り出す5種類の酵素の一つがバチロペプチターゼF(NKCP)で、納豆菌を培養したのちに納豆菌と不純物を除去して精製したのちに抽出したものが健康食品のNKCPとなっています。納豆菌が作り出す酵素のナットウキナーゼに比べて、血栓を溶かす力は約2.5倍、血栓を予防する力は約100倍ともなっています。また、ナットウキナーゼにはない血液粘度低下作用が確認され、EU諸国などで血液粘度低下剤として特許を取得しています。
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エゾウコギ
北海道東部とロシアや中国の北部の一部にのみ自生している薬用ニンジン(高麗人参や田七人参)と同じウコギ科の薬用ニンジンで、シベリア人参、アダプトゲンとも呼ばれます。ロシアでは「命の根」を意味するエレウテロコックス、中国ではウコギの樹皮を用いた生薬が刺五加(五加皮)と呼ばれています。ウコギ科の植物にはサポニン配糖体が含まれ、強壮・強精作用、抗ストレス作用、疲労回復作用、免疫強化作用などがあります。エゾウコギの根や葉に含まれる7種類の配糖体の薬理効果は、薬用ニンジンの6倍を超えるといわれます。1960年にソビエト科学アカデミーのブレフマン博士が「エレウテロコックの薬効は薬用ニンジンよりも優れている」と評価してから、エゾウコギに関する研究が大きく進みました。1980年に開催されたモスクワオリンピックで旧ソ連の選手がエゾウコギを飲んで活躍したことから話題となり、世界のスポーツ界から注目を集め、スポーツ界から一般へと愛用者が増えた特異な素材として知られています。日本国内では、モスクワオリンピックの結果を受けて、筑波大学の運動部員を対象に試験が行われ、エゾウコギを使用したグループは総運動量が23%、運動時間が16%、最大酸素摂取量が12%も増大したとの結果が得られています。この結果から、激しい運動時に細胞内の酸素の利用率が高められ、限界能力を改善強化することが確認されています。
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エゾウコギ

MSM
メチルスルフォニルメタン(Methyl Sulfonyl Methane)の略で、関節、皮膚、筋肉、髪、爪などに含まれるアミノ酸の生成に必要不可欠な有機硫黄化合物です。アメリカでは関節痛の改善にサプリメントとして使用され、日本では2001年に食品として許可されました。変形性膝関節症などの痛みの軽減のほか、血管を拡張し、血液凝固を抑えるとともに痛みと炎症を抑える作用があります。コラーゲンの生成を補助することから健康な肌や髪、爪を作る美容系サプリメントとしても利用されます。また、粘膜を強化することから粘膜の炎症や花粉症の改善作用があります。
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MSM

L‐カルニチン
2002年に食薬区分の変更によって、医薬品成分としてだけではなくサプリメントの素材として使用できることとなりました。必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成されるアミノ酸の一種で、体内に蓄積されています。L‐カルニチンは肝臓で少量が合成されているものの、20歳をピークに減少して、次第に不足ぎみになります。脂肪を筋肉細胞に取り込み、体のエネルギー産生を補助して、脂肪酸の代謝を促進させます。肩甲骨や首、わきの下にある褐色脂肪細胞を活性化して熱エネルギーを発生させるとともに、脂肪を分解する酵素のリパーゼを活性化させます。抗酸化作用があり、悪玉コレステロールとも呼ばれるLDLコレステロール(低比重リポたんぱく)の酸化を防ぐ作用があります。LDLコレステロールは酸化すると動脈硬化を進行させる変性(酸化)LDLコレステロールになることが指摘されています。加齢によって生成量が減少するので、サプリメントや食品で摂取する必要があります。食品では、羊肉(ラム肉やマトン)、豚肉に多く含まれます。肉類の摂取が多い欧米人などでは体内に多く蓄積されているため、サプリメントで摂取しても効果が得にくいものの、日本人は蓄積量が少ないためサプリメントの効果が表れやすくなっています。たんぱく質の中に含まれる成分であることから、たんぱく質が多い食品と摂ることで吸収率が高まります。
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大麦若葉
早春から初夏にかけて伸びた大麦の若葉から抽出したエキスで、青汁もしくは乾燥粉末として販売されています。活性酸素を消去する作用がある酵素のSOD(スーパー・オキシド・ディムスターゼ)が多く含まれ、β‐カロテン、ビタミンC、ビタミンE、フラボノイドなどの抗酸化成分も含まれています。カリウム、カルシウム、マグネシウム、銅、亜鉛、鉄などのミネラル、食物繊維、葉緑素(クロロフィル)も豊富に含まれています。LDLコレステロール値の低下、血栓の抑制、血圧の低下、貧血の改善、解毒・整腸、抗炎症などが認められています。
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オリゴ糖
消化酵素によって分解されないためにエネルギー源とはならず、大腸内でビフィズス菌などの善玉菌の栄養源になる難消化性の糖です。オリゴは「少ない」の意味で、最小単位の単糖が2~20個、鎖状に結合した構造をしています。代表的なオリゴ糖にはフラクトオリゴ糖(アスパラガス、ニンニクなど)、大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖(母乳や牛の初乳)、キシロオリゴ糖(食物繊維を発酵させた難消化性オリゴ糖)などがあります。腸内細菌の善玉菌の代表であるビフィズス菌の増殖のほか、便秘や下痢の改善、たんぱく質の消化吸収の促進、ミネラルの吸収の促進、脂質代謝の改善などの作用があります。オリゴ糖の両端がつながった環状オリゴ糖は機能性に優れたシクロデキストロンとしてサプリメントの有効性を高める作用が認められています。
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オリゴペプチド
たんぱく質が酵素分解したペプチドで、アミノ酸が2~10個ほど結合しています。消化管プロテアーゼに耐性があり、ペプチド構造のまま吸収されます。生理活性物質のアンジオテンシンⅠがアンジオテンシンⅡに変換されることで血圧が上昇しますが、オリゴペプチドに含まれるバリルチロシンにはACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害作用と血管拡張作用があり、血圧低下作用があります。また、血液中のLDLコレステロール(低比重リポたんぱく)や中性脂肪を減少させる作用があります。ペプチドはアミノ酸よりも大きいため、血液中に保持される時間が長く、効果の持続性も認められています。一部の商品は、特定保健用食品として「血圧が高めの方に適した食品」の表示が認められています。
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オルニチン
体内でアミノ酸の形のままで機能する遊離アミノ酸の一種で、腸から吸収されて肝臓、腎臓、筋肉などに移行します。肝臓で有害なアンモニアを解毒するオルニチン回路(サイクル)を活性化させ、肝臓を保護して、肝臓でのたんぱく質合成を高め、アルコールの分解を促進する働きがあります。また、抗疲労作用、脂肪燃焼作用などもあります。食品では、シジミに圧倒的に多く含まれ、他には平目、鮪、チーズなどに含まれます。トウモロコシの糖を発酵させることによって製造されたものもあります。オルニチンは成長ホルモンの誘導体であり、アルギニンと配合されることが多くなっています。
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オレイン酸
オリーブ油、菜種油(キャノーラ油)、綿実油などに含まれる一価不飽和脂肪酸で、n‐9系に分類されます。地中海周辺の国々で脂肪の摂取量が多いにも関わらず心臓疾患による死亡率が低いのはオレイン酸の多いオリーブ油を摂っているからだといわれています。善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロール(高比重リポたんぱく)を低下させずに、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロール(低比重リポたんぱく)を低下させるため、動脈硬化を予防する作用があります。体内で酸化されにくく、有害な過酸化脂質を作りにくくなっています。また、胃酸の分泌抑制、乳化作用による排泄物の軟化による便通の促進のほか、皮脂の構成成分であることから肌の健康維持の効果もあります。
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カイアポイモ
ブラジルのカイアポ山地に自生する白甘藷の一種で、インディオの健康食として使われてきました。皮の近くに多く含まれている酸可溶性糖タンパクのCAFにはインスリン分泌促進作用とともに、インスリンの分泌量が少なくても血糖値を抑えるインスリン作用改善効果があり、血糖値を正常化させる作用があります。カイアポイモは土壌中のミネラルを多く吸収しており、中でもカリウムが豊富に含まれます。カリウムによってナトリウムを排出させ、血圧を降下させる働きがあります。
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カイジ
槐(えんじゅ)の木に寄生する硬質のキノコで、半円形で形が耳に似ていることから槐耳と書いてカイジと名づけられました。漢方素材としての歴史は長く、1500年以上前の唐時代の医学書『新修本草』には「カイジには治風、破血、主治五痔、心痛に効果がある」と記載されるほか、多くの文献に効果が記されています。現代医学による研究は1979年から始まり、中国の8つの医療機関から100人近い研究者が集められ、国家プロジェクトによって薬理作用、臨床試験などが20年に渡って続けられました。手術、抗がん剤、放射線による西洋医学の抗がん治療とともに使うことを目的として、菌糸体の培養が行われ、カイジ菌糸体エキスを用いた免疫研究、毒性試験、臨床試験によって国家Ⅰ類漢方新薬として認められました。有効成分はPS‐Tと呼ばれる多糖たんぱく質で、6種類の単糖と18種類のアミノ酸が結合されて構成され、エキス顆粒に占める有効成分の割合は40%を超えています。有効成分による免疫細胞の強化に加えて、アポトーシス(がん細胞の自滅)の誘発が認められています。カイジ製品は、日本では健康食品として顆粒製品が販売されています。
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カシス
黒スグリ、黒房スグリ、ブラックカラントとも呼ばれる北ヨーロッパからアジアの寒冷地に生育するユキノシタ科の潅木で、そのベリー類の実が使用されます。抗酸化作用がある青色色素のアントシアニンが豊富で、黒く見えるほどにポリフェノールが多く、その量はブルーベリーの3~4倍にも達しています。眼疲労の軽減、眼の毛様体筋の緊張の軽減による近視の抑制、眼の末梢血管の血流の促進などの作用があります。果実は原則的に原産地で生育したものに抗酸化成分が多く含まれますが、カシスは紫外線が強いニュージーランドで栽培されたもののほうがアントシアニンの含有量が多いことが確認されています。
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カテキン
緑茶などの茶葉の渋味成分のポリフェノールで、ビタミンEの約20倍の抗酸化作用があり、殺菌・抗菌作用、血糖降下作用、中性脂肪降下作用があります。緑茶に含まれるカテキンの半分ほどがエピガロカテキンガレートで、そのほかにエピガロカテキン、エピカテキン、ガロカテキンなどがあります。緑茶、紅茶、ウーロン茶もツバキ科の茶葉から作られますが、強い抗酸化作用があるエピガロカテキンガレートは緑茶には多く含まれます。緑茶カテキンの含有量は茶葉の8~15%で、上級煎茶に多く、上級の玉露や番茶には少なくなっています。カテキンは薄い黄色で、お茶の色の緑色は葉緑素(クロロフィル)の色素です。茶葉は乾燥しているときには酸化しないものの、お湯を注ぐと酸化が始まり、30分ほどで酸化が大きく進みます。
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カプサイシン
南アフリカ原産のナス科1年草のトウガラシ(唐辛子)の種子や胎座(ヘタの部分)などに含まれるアルカロイド系の辛味成分です。血液中に入ると中枢神経が刺激され、興奮ホルモンのアドレナリンやノルアドレナリンの分泌を盛んにします。その結果、脂肪分解酵素のリパーゼが活性化され、体内のエネルギー代謝を促進し、脂肪の燃焼を促進します。また、皮膚温を上昇させて血液循環を促進する作用があり、食べるだけで発汗が促されます。この他に、食欲増進、胃腸内の殺菌作用が認められています。
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カリウム
細胞内の酵素反応を調節する働きがあるミネラルで、ナトリウムと作用し合って細胞の浸透圧を維持し、ナトリウムの排出を促進することから血圧を調整する作用があります。神経系のシグナル伝達、筋肉の収縮、体液バランスなどの機能に関係しています。不足すると血圧が上昇し、不整脈などが起こりやすくなります。食品では、海藻類のほかビーナッツ、リンゴ、バナナ、ほうれん草などに多く含まれます。栄養機能食品表示は「カリウムは、正常な血圧を保つのに必要な栄養素です」。
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カルシウム
骨や歯に必須のミネラルで、体重の約2%を占め、そのうち約99%が骨や歯にあり、約1%が血液や筋肉中にカルシウムイオンとして溶け込んでいます。血液凝固、筋肉収縮、神経系の調整のほか細胞内外のカルシウム濃度の調整によって細胞の機能の調整、ナトリウム排泄による血圧調整をする作用があります。また、腸壁を刺激して蠕動運動を盛んにし、便通を促進する作用があります。不足すると骨粗鬆症や骨軟化症を引き起こします。また、カルシウムの摂取が大きく減少すると脂肪酸合成酵素が活性化し、肝臓で合成される中性脂肪が増加するとの研究成果が報告されています。カルシウムの吸収率は通常の食品で約30%、牛乳で約40%、通常のサプリメントでは約30%ですが、90%を超える加工製品もあります。カルシウムは胃酸でイオン化してから吸収されるため、胃液が食事によって薄まらない空腹時に吸収率が高まります。サプリメントでは空腹時に摂るようにします。食品では、小魚、干しエビ、海藻類、牛乳、乳製品などに多く含まれます。栄養機能食品表示は「カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です」。
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ガルシニア
インドやスリランカ、東南アジアに自生するオトギリソウ(弟切草)科の果樹で、ガルシニア・カンボジア、タマリンドとも呼ばれています。有効成分は果実の皮に含まれるヒドロキシクエン酸で、ブドウ糖から脂肪を合成する酵素の働きを阻害し、脂肪の蓄積を抑制します。また、ヒドロキシクエン酸はブドウ糖からグリコーゲンへの生成量を高め、肝臓でのグリコーゲン蓄積量が増えるため、血液中のブドウ糖濃度が安定することから空腹感が抑えられ、食欲を抑制する作用があります。
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菊イモ
北アメリカ原産のキク科ヒマワリ属の多年草で、根の先端が肥大化して根塊になります。主成分のイヌリンは難消化性の果糖が約30個つながった多糖類で、吸収されにくく、ブドウ糖が含まれていないことから血糖値を上昇させないことが認められています。また、イヌリンの一部は胃の中でゲル状になり、糖質や脂肪の吸収を抑制し、排泄させるため、血糖値、中性脂肪値の上昇が抑制されるようになります。さらにイヌリンはビフィズス菌などの腸内細菌を増殖させるフラクトオリゴ糖に変化し、腸内環境を整え、便秘の改善、肥満の解消に役立ちます。
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キチン・キトサン
カニやエビの甲殻に含まれる動物性の水溶性食物繊維です。キチンは甲羅の多糖類で、水にも酸にも溶けないため、アルカリ溶剤に浸すことでアセチル基とアミノ基が入れ替わってキトサンに変わります。素材にはキチン質が残っていることから、キチン・キトサンと呼ばれます。粘度が強く、有害物質や脂肪、ナトリウムを吸着して体外に排出する作用があります。コレステロールから作られる胆汁酸を吸着して排出するため、血中コレステロールを減少させる作用があるほか、大腸がんや高血圧の予防なども認められています。ミネラルの一部を吸着するほか、他のサプリメントの成分、医薬品も吸着させることで吸収が抑制されるので、摂取のタイミングが重要になります。
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キノコキトサン
食用キノコの中に少量含まれている植物性キトサン、β‐グルカン、複合糖質などの複合成分で、キトグルカンとも呼ばれています。体内に吸収されず、不要な物質を吸着して排泄させる作用があります。脂肪の吸収抑制と分解促進の作用があり、β3アドレナリン受容体を介さずに脂肪細胞に蓄積される中性脂肪を脂肪酸に分解して血液中に放出する作用があります。中性脂肪値、LDLコレステロール値、血糖値の上昇抑制のほか、腸内細菌の善玉菌の増殖、便通の促進、免疫の活性などの働きもあります。
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ギムネマ
インド南部や熱帯アフリカなどに自生するガガイモ科のツル性植物で、ギムネマ・シルベスタとも呼ばれます。葉に含まれるギムネマ酸には舌の甘味を感じにくくさせる作用があります。舌の甘味を感じる受容体に結合して、甘味の感覚を麻痺させます。甘いものへの欲求が減るとともに、ギムネマ酸は小腸でブドウ糖を吸収する受容体と結合することで余分なブドウ糖が吸収されなくなり、体外に排泄されます。受容体との結合は徐々に解除されていきます。このことによって、血糖値の急上昇が抑えられ、インスリンの分泌が抑えられることで脂肪の蓄積も抑えられます。
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キャッツクロー
ペルーに自生するカギカズラ科のツル性1年草で、葉の付け根に猫の爪のようなトゲがあり、その形状から名づけられました。ペルーの先住民のインディオだけでなく、インカ帝国の時代から神経痛、腰痛、関節痛、リウマチなどの伝承薬として使われてきました。根に含まれるアルカロイドには痛みを軽減させるとともに、白血球の作用を活性化させ、免疫を高める作用があります。また、血管を拡張して血圧を下げる作用や抗酸化作用も認められています。
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ギャバ
脳に多く存在するアミノ酸の一種のγ‐アミノ酪酸(gamma-aminobutyric acid)で、頭文字をとってGABA(ギャバ)と呼ばれています。神経伝達物質として脳の緊張緩和、血流促進などの作用があり、血圧上昇の抑制、中性脂肪値の抑制、肝機能の向上、ホルモン分泌の促進などの作用があります。食品では、発芽玄米、トマト、なす、アスパラガスなどに多く含まれます。
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共役リノール酸
不飽和脂肪酸の一種で、リノール酸から生じますが、構造が異なっていることから異性化リノール酸とも呼ばれます。牛などの反芻動物の胃から発見され、消化管内の微生物によって作られる仕組みを活用しています。リノール酸の異性体のうち炭素の二重結合が2個セットで結びついた共役した形となっています。脂肪分解酵素の活性化、蓄積脂肪の分解、脂肪蓄積の抑制によって血中コレステロールと中性脂肪を減らす作用があり、血流を促進させ、血圧の上昇を抑制します。抗酸化作用があり、がん細胞増殖抑制作用もあります。食品では、乳製品(牛乳、ヨーグルト、バター、チーズなど)、肉類(牛肉、鶏肉、羊肉など)、卵黄などに含まれます。
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グァバ
東南アジアや熱帯アフリカ原産のフトモモ科の常緑樹で、日本ではバンジロウ、中国では蕃石榴(ばんせきりゅう・ばんざくろ)と呼ばれています。葉に含まれるグァバ葉ポリフェノールには胃で糖質をブドウ糖に分解する酵素のα‐グルコシダーゼの働きを抑制し、小腸からブドウ糖が吸収されるのを遅らせ、血糖値の上昇を抑える作用があります。一部の食品は特定保健用食品となっています。葉にはポリフェノールのほか、葉緑素、葉酸、ビタミンA、ビタミンB?、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、各種多糖類などが含まれています。また、抗酸化作用も認められています。
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クエン酸
柑橘類や酢に含まれる酸味成分です。糖質や脂質をエネルギー化する細胞のミトコンドリア内のTCA回路(クエン酸回路)はクエン酸から酸の変化が始まることからTCA回路の働きを盛んにし、生体エネルギーのATP(アデノシン三リン酸)を生成するとともに、疲労物質の乳酸の蓄積防止の作用があります。クエン酸には体内に取り込まれた鉄やマグネシウムなどのミネラルを吸収しやすくする作用があり、血流の促進、血管病の予防、免疫力の強化などの研究が進められています。食品では、レモン、ライム、グレープフルーツ、梅干し、梅肉のほか、黒酢などの各種の酢に多く含まれます。
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クマザサ
日本の山野に自生するイネ科ササ属の植物で、60~1220年の寿命があり、中国では仙人と呼ばれる人たちがクマザサの芯葉を食べていたと伝えられ、民間薬として胃痛、喘息、高血圧などに使われています。群生地として青森県や北海道が知られており、冬眠から覚めた熊が体力回復のために食べています。クマザサ(クマ笹)の名称は、そこから名づけられたのではなく、緑色の葉の外側が白く縁どられている形が歌舞伎の隈取りに似ていることから名づけられました。粉状にした素材は食物繊維が豊富で、便通の改善に使われます。強い抗酸化作用があり、防腐作用がある多糖体のパーフェリンと、抽出物のリグニンの免疫を高める効果が研究されています。
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クリルオイル
血流を盛んにするn‐3系の脂肪酸は酸化しやすいという難点がありますが、酸化しにくい特徴があるn‐3系脂肪酸として知られているのがクリルオイルです。クリルは南極に生息するオキアミという動物性プランクトンで、そのクリルに5%ほど含まれているα‐リノレン酸から抽出されたのがクリルオイルです。クリルオイルを小魚が食べ、中型魚、大型魚が食べるという一連の流れで、クリルオイルがマグロやカツオなどに蓄積されていきます。α‐リノレン酸は魚の体内でEPAとDHAに変化します。クリルオイルにはEPAとDHAが約30%含まれているほか、リン脂質が約40%含まれています。また、クリルオイルには抗酸化成分のアスタキサンチンが含まれています。このアスタキサンチンはオキアミの赤い色素で、活性酸素を消去する働きがあり、血液中の中性脂肪の低下や悪玉コレステロールとも呼ばれるLDLコレステロールの低下、善玉コレステロールとも呼ばれるHDLコレステロールの上昇が認められています。このほかに肝機能改善、血圧安定、疲労回復、眼精疲労などの作用もあります。
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グルコサミン
カニやエビなどの甲殻類の殻のキチン質に含まれる成分で、糖とアミノ酸が結びついたアミノ糖の一種です。細胞の結合を促進する働きがあり、軟骨や爪、腱、靭帯、皮膚などに多く存在しています。軟骨の成分であり、膝関節などの軟骨のすり減りを防ぎ、軟骨の再生を促進し、膝や腰などの関節の痛みを改善する作用があります。サプリメントのグルコサミンは甲殻類を原料としたキチン質を塩酸または硫酸で加水分解して作られたものが多く、甲殻類アレルギーの人は注意が必要です。トウモロコシなどから作られた植物性グルコサミンもあります。どちらの原材料から作られたものも、加工法によってグルコサミン塩酸塩、グルコサミン硫酸塩の種類があります。
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クレアチン
筋肉中に含まれるアミノ酸の一種で、アルギニン、メチオニン、グリシンから構成されています。体内では腎臓、肝臓、膵臓で作られます。筋肉でエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)を産生し、また筋肉量を増やす作用があります。筋肉疲労の原因となる筋肉内の老廃物の水素イオンを排除して、運動能力の向上のほか筋肉内の水分量を増やす働きがあり、筋肉や関節の痛みの改善に作用します。ブドウ糖が含まれる糖質と同時に摂取するとインスリンの分泌によって骨格筋に多く取り込まれるようになります。食品では、肉類と魚介類に多く含まれます。
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グレープシード
ブドウの種子で、ポリフェノールのプロアントシアニジンが含まれます。カテキンが多く重なった構造で、抗酸化作用はビタミンEの5倍以上もあります。細胞の老化防止、関節の抗炎症、網膜の保護、血管保護などの作用があります。食品では、グレープシードオイルからプロアントシアニジンを豊富に摂ることができます。
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クロム
糖質や脂質の代謝に関わるミネラルで、体内では肝臓、腎臓、脾臓、血液に存在しています。食品に含まれるクロムは三価クロムで、有害な六価クロムとは別のものです。インスリンが細胞と結合してブドウ糖を取り込む働きを改善して、血糖値を低下させる作用があります。また、クロムには脂質代謝を促進して血液中の中性脂肪やコレステロールの量を正常に保つ働きもあります。食品では、レバー、エビ、穀類、肉類、ナッツ類、豆類、キノコ類などに多く含まれます。
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クロレラ
淡水性のプランクトンで、地球上に生命が誕生した30億年以上前から棲息している緑色をした緑藻類の一種です。たんぱく質が約60%、炭水化物が約20%、葉緑素が約5%と栄養素の供給源であり、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、鉄、マグネシウム、核酸などが豊富に含まれます。1日に4回分裂するほど増殖力と生命力に優れ、増殖の過程で特有成分のクロレラエキスが多量に作られます。強い抗酸化力があり、免疫の向上、造血作用の活性化、肝臓をはじめとした臓器の働きの促進などの作用があります。
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桑の葉
カイコのエサである桑の葉には特有のデオキシノジリマイシン(DNJ)が含まれます。DNJは糖質をブドウ糖に分解する酵素のα‐グルコシダーゼに結合して働きを抑えることで、小腸からのブドウ糖の吸収を抑制し、血糖値の上昇を抑制する作用があります。漢方薬の成分として利尿、血圧降下、解熱、鎮咳などに使われます。血糖値を安定させるインスリンの分泌促進作用のほか、腸内細菌の善玉菌の増殖、体脂肪の蓄積の抑制、脂肪の排出、便通の促進などの作用もあります。
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ケール
南ヨーロッパ原産のアブラナ科の緑黄色野菜で、キャベツやブロッコリーの原種です。キャベツのように結球せず、1年を通じて収穫できます。栄養バランスがよく、収穫量が多いことから青汁の材料となっています。豊富に含まれるβ‐カロテンやビタミンC、葉緑素には抗酸化作用があり、整腸作用、造血作用、血栓予防作用、緑内障予防作用があります。
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ケフィア
ケフィールとも呼ばれる旧ソ連の黒海とカスピ海の間の山岳地帯のコーカサス地方の伝統的な発酵飲料で、コーカサスの長寿研究から注目されました。黄色の塊ができることから日本ではヨーグルトキノコとも呼ばれます。ロシア語に合わせてケフィールとも呼ばれることもあります。一般的なヨーグルトは乳酸菌だけの単独発酵であるのに対して、ケフィア菌は複数の乳酸菌と酵母が共生発酵したものです。菌に牛乳を合わせた乳酸飲料のほか顆粒製品もあります。整腸作用、糖尿病や肝機能の改善、LDLコレステロール値の正常化などの作用が認められています。
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高麗人参
中国東北部から朝鮮半島に自生するウコギ科の多年草の根を乾燥させた生薬で、朝鮮人参、紅参などとも呼ばれます。特有のサポニンであるジンセノサイドには鎮静作用と興奮作用があり、心身症、不定愁訴への抵抗力を高める作用が認められています。このほかにインスリンの働きを高めるアデノシンやピログルタミン酸、血管を弛緩させるAFGなどの物質、さらにビタミンやミネラルも含まれており、免疫増強、血糖値改善、血圧降下、自律神経の調整などの作用があります。
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コエンザイムQ10
エネルギーを生産するために欠かせない脂溶性のビタミン様物質で、細胞にエネルギーを供給するのを助ける補酵素で、CoQ10、コーキューテン、ユビキノンなどとも呼ばれます。酵素は英語ではエンザイムといい、コエンザイムは補酵素を表します。2001年に食薬区分の変更によって医薬品だけでなく、サプリメント素材として使用できることとなりました。コエンザイムQ10は、ほとんどすべての細胞に存在しているオレンジ色の成分で、細胞内でエネルギーを発生させるミトコンドリアで、生命のエネルギーであるATP(アデノシン三リン酸)を合成する酵素の作用を助けます。体の中で合成されるものの、多くの臓器のコエンザイムQ10の濃度は20歳をピークに減少していきます。中でも、減少する速度が顕著な心臓では、40代で約30%、60歳では約40%、80代では50%以上が失われていきます。食品では、鰯、鯖、牛肉、ピーナッツ、ブロッコリーなどに多く含まれます。最も含有量が多い鰯でも100g中にコエンザイムQ10は約6mgで、通常の食事では1日に5~10mgのコエンザイムQ10を摂取されています。必要量は1日100mgが目安とされているため、サプリメントでの摂取が注目されています。抗酸化、免疫機能の強化、心臓機能の維持、コラーゲンの生成促進による筋肉や皮膚の修復などの効果があります。コエンザイムQ10には、酸化型と還元型があり、一般の食品に含まれるのは酸化型で、肝臓で還元型に合成されて体内で作用します。一般のコエンザイムQ10は脂溶性であるため、胃に脂肪がある食事の前後に摂らないと吸収されにくくなっていますが、最近の研究開発によって水に溶け、いつでも摂ることができるシクロデキストリンで包摂された吸収性が飛躍的に向上したタイプも登場しています。
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ココナッツオイル
ココナッツオイルの主要成分は、ラウリン酸などの中鎖脂肪酸です。中鎖脂肪酸は母乳の脂肪分にも数%は含まれていることから、1960年頃から既に専門家の間では注目されており、未熟児の栄養補給に利用されています。最近になって、アメリカやフィリピンでココナッツオイルに関する研究が活発化しています。そして、それらの研究報告が日本のマスコミでも知られている著名な有識者の目に留まり、特に、ダイエット効果と認知症予防効果の知見が、テレビなどで一般の方々に伝えられ、日本でも一時期ブームになりました。ココナッツオイルに含まれるラウリン酸が脂質膜を持っているウイルスに対して抗ウイルス作用を示すこと、さらには抗てんかん、動脈硬化予防、変異原生抑制、ダイエット効果、LDLコレステロール低減、認知症予防効果など、さまざまな報告があります。その中でも注目されているのがダイエット効果とアルツハイマー病の予防と改善効果です。
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コタラヒム
インドやスリランカなどの亜熱帯地域に自生するニシシギ科のツル性低木は、コタラヒム(学名:サラシア・レティキュラータ)とサラシア(学名:サラシアオブロンガ)に分けられます。スリランカ産のものは特にコタラヒムと呼ばれ、有効成分が多いことが知られています。スリランカではコタラヒムブツとも呼ばれ、現地語で「神からの恵みもの」を指します。インド伝承医学のアーユルヴェーダでは、糖尿病の治療や症状の緩和などに用いられてきました。特有成分のサラシノールは糖質をブドウ糖に分解する酵素のα‐グルコシダーゼの働きを阻害するため、血糖値を上昇しにくくする作用があります。
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米ケフィラン
旧ソ連の黒海とカスピ海の間の山岳地帯であるコーカサス地方で永らく食べられてきたケフィアに含まれる乳酸菌(LK乳酸菌)が作り出す粘性の多糖類のケフィランを、米を液化した培地を用いて製造したものです。市販のケフィアを用いた自家製ケフィアに含まれるケフィランは100g当たり2mgですが、米ケフィランには500mg以上のケフィランが含有されています。抗動脈硬化作用、抗アレルギー作用、血糖降下作用、整腸作用、腸内環境改善作用、肝機能改善作用、花粉症症状の改善のデータが積み重ねられており、ペプチドやギャバなどの有用成分によって抗ストレス作用、血圧調整作用も期待されています。
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コラーゲン
皮膚、血管、腱、歯などに含まれる人体に最も多い繊維状のたんぱく質で、細胞を結びつける役割をしています。人体の全たんぱく質の約30%を占め、全コラーゲン量の約40%が皮膚に、約20%が骨や軟骨に含まれています。年齢につれて体内で合成される量よりも分解される量が増えるために不足しやすく、不足すると肌の老化が進みます。食品では豚骨、魚の煮汁、ゼラチンなどに多く含まれます。サプリメントとしては加水分解して分子量を小さくしたコラーゲンペプチドが使われます。肌の弾力の維持、骨の形成、関節痛の改善などの作用があります。コラーゲンはビタミンCによって体内での合成が高まります。コラーゲンには、骨や皮膚を構成するⅠ型コラーゲンと、軟骨を構成するⅡ型コラーゲンがあります。Ⅰ型コラーゲンは一般には動物の皮膚が使われますが、人間の皮膚の構造に近い魚の鱗を材料にしたものがあり、ヒト型コラーゲンと呼ばれます。
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コリン
細胞膜や神経組織を構成するレシチンや神経伝達物質のアセチルコリンの材料となる物質です。血管壁へのコレステロールの沈着や肝臓の脂肪蓄積を防ぎ、血管を拡張して血圧を下げる作用があります。ビタミンB群に類似しており、肝臓でも合成されます。食品ではレバー、赤身肉、魚、ナッツ、卵などに含まれます。サプリメントでは、卵黄コリンとして認知症の予防を目的としたものがあり、ビタミンB??とともに摂ることで認知機能の改善が報告されています。
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コレウスフォルスコリ
インド原産のシソ科の植物で、インドでは根が伝統的に滋養強壮目的で用いられてきました。有効成分のジテルペン化合物フォルスコリアは、脂肪細胞のβ3アドレナリン受容体を介さずに脂肪細胞に蓄積される中性脂肪を分解します。また、AMP(アデノシン一リン酸)の産生を増加させ、交感神経系を介して食事誘導性熱産生を高めます。でんぷん消化酵素のα‐アミラーゼ、麦芽糖消化酵素のα‐グルコシダーゼを抑制する作用のほか、抗炎症作用、気管支拡張作用、血圧低下作用などもあります。
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コンドロイチン
体内の結合組織を構成するムコ多糖類の一種で、水分を含んで粘着性を持ち、関節などの潤滑液の役目をします。関節の軟骨の破壊の防止、関節痛の改善などの作用があります。牛、豚、サメ、イカの軟骨など動物性由来のものから製造されます。軟骨を増やすグルコサミンとともに、膝関節の改善のサプリメントに使われることが多くなっています。
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サイリウム
インドや地中海地域で栽培されているオオバコ科の植物で、種子の半透明の膜に水溶性と不溶性の食物繊維が豊富に含まれています。水を吸収して固形になり、有害物質や不要な物質を吸着して排泄させる作用があります。便通の促進、血糖値の上昇抑制、コレステロールの抑制などの効果があります。
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サラシア
インドやスリランカなどの亜熱帯地域に自生するニシシギ科のツル性低木で、サラシア・オブロンガ、ポンコランチとも呼ばれます。インド伝承医学のアーユルヴェーダでは、リウマチ、耳の疾患、喘息、湿疹、口渇の薬用植物として樹皮や根が使われてきました。特有成分のサラシノールは糖質をブドウ糖に分解する酵素のα‐グルコシダーゼの働きを阻害するため、血糖値を上昇しにくくする作用があります。
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シイタケ菌糸体
シイタケの胞子から増殖したのが菌糸体で、菌糸体から食用の子実体が作り出されるため、栄養が豊富に含まれています。シイタケ菌糸体エキスには生シイタケの約1500倍、干しシイタケの約150倍の栄養成分が含まれています。特有成分のエリタデニンは血中コレステロールを低下させ、β‐グルカンには免疫を高める作用があります。このほかに抗ウイルス、血圧降下、肝炎の改善などの作用が認められています。サプリメントでは、シイタケ菌糸体から抽出したエキスのLEMが使われます。シイタケ菌糸体はバガス(サトウキビを搾った残りの繊維質と脱脂米ぬかの培養基)を用いて培養されています。
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シクロデキストリン
シクロデキストリン(cyclodextrin)は、「シクロ(cyclo=環状)」と「デキストリン(dextrin=オリゴ糖)」の合成語で、「サイクロデキストリン」、「環状オリゴ糖」ともいいます。原材料は馬鈴薯(ばれいしょ)やトウモロコシのでんぷんです。シクロデキストリンには3種類あり、ブドウ糖が連なってできたオリゴ糖の両端がつながって輪(環)になっていて、ブドウ糖が6つ結合して輪になったものを「α‐シクロデキストリン」、7つ結合して輪になってものを「β‐シクロデキストリン」、8つ結合して輪になってものを「γ‐シクロデキストリン」と呼んで、区別しています。その内径はα‐シクロデキストリンでは0.5~0.6nm(ナノメートル)、β‐シクロデキストリンでは0.7~0.8nm、γ‐シクロデキストリンでは0.9~1.0nm(1nm=10億分の1m)と、いずれも微小なナノ粒子となっています。シクロデキストリンは底のないカップ形状で、その内側は親油性(油にみやすい性質)、外側は親水性(水に溶けやすい性質)という相反する2つの性質を併せもっています。その性質から、シクロデキストリンは水に溶けない油分に対しても、その内部空洞に油分を取り込み、そして外側は親水性を示すことで、きわめてスムーズに水になじむという特徴があります。こうした「内側=親油性」「外側=親水性」の二重構造をもつナノ粒子ということで、シクロデキストリンは、他に類をみない特性に富む、さまざまな作用を示します。代表的な機能として包接(ほうせつ)と徐放があります。シクロデキストリンは、その内部空洞の中に、さまざまな分子を取り込む性質をもっていて、その現象を「包接」、その逆に包接した分子が少しずつ出ていくことを「徐放」といいます。たとえば、辛味や香料などの有効成分をあらかじめ包接化しておき、徐々に放出することで長時間利用することが可能となります。また、紫外線や熱などに弱い物質や、酸化、加水分解されやすい不安定な物質などを包接することで安定化させることができます。つまり、シクロデキストリンが紫外線や熱、酸化、加水分解などから有効成分を守ることで、変質を防ぎ、保存性を高めることができます。そのことによって生物学的利用能(バイオアベイラビリティ)が飛躍的に向上します。 例えば、コエンザイムQ10のような脂溶性物質は、空腹時ではほとんど吸収されないことがわかっていますが、γ‐シクロデキストリンで包接することで、いつ飲んでも吸収性と持続性を向上させることができます。この機能をさまざまな形で利用して、粘度調整、マスキング、吸湿性防止、粉末化、可溶化といった機能に応用できます。
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シスチン
システインが2分子結合した含硫アミノ酸です。生体内では毛髪や爪などのケラチンに多く含まれます。シミ、そばかすの原因となるメラニンの生成を抑制することから、美肌効果があり、解毒作用もあります。不足すると皮膚炎やシミの原因となるほか、爪がもろくなる、髪が抜ける、解毒力の低下などにつながります。牛肉、羊肉、牛乳、さけ、オートミール、小麦粉などに含まれます。
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シトルリン
日本で1930年にスイカから発見された遊離アミノ酸の一種で、スイカの原種であるカラハリ砂漠の野生スイカに多く含まれています。2007年に食薬区分の変更によって化学物質で唯一、サプリメント素材として使用が許可されました。一酸化炭素を産生させることから、血管を拡張して血流を促進する作用があります。シトルリンはアミノ酸のアルギニンを全身に供給する働きがあり、アルギニンの成長ホルモン分泌促進、動脈硬化予防、免疫増強、筋肉増強、血流改善、疲労回復、冷え解消、むくみ解消などの作用を増強します。また、抗酸化作用があり、動脈硬化をはじめとした生活習慣病の予防などの働きがあります。食品では、スイカのほか、メロン、冬瓜、きゅうり、にがうり(ゴーヤ)などに含まれます。
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ショウガ
熱帯アジア原産の根茎で、食用のほかに薬用にも使われます。辛味成分のジンゲロンとショウガオールは胃酸の分泌を促進して食欲を増進させます。血流を促進して体を温め、冷え性や肩こりの改善に作用するほか、痛みの抑制、血圧や血糖値を低下させる作用があります。
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白インゲン豆
煮豆や甘納豆に使われる白色の豆で、大福豆、白花豆とも呼ばれ、ダイエット用の成分のフォセオラミンとしても知られます。α‐アミラーゼ阻害物質が含まれ、糖質をブドウ糖に分解する酵素のα‐アミラーゼの働きを抑制して、ブドウ糖の分解と吸収を緩やかにして、血糖値の上昇を抑制する作用があります。
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スクワレン
深海ザメの肝臓に含まれる肝油の主成分で、深海ザメエキスとも呼ばれます。深海ザメは約20%が肝臓で、その中にスクワレンが多く含まれます。中でもアイザメの肝臓は約25%が肝臓で、その成分の70~85%がスクワレンと最も多くなっています。スクワレンは人体にも存在する油性物質で、皮脂(皮膚表面と皮下脂肪組織)に多く含まれていますが、加齢によって減少し、肌の老化につながります。体内の細胞は酸素によって代謝を起こしていて、肝細胞に酸素が補給されることによって各臓器の機能が高まることが認められており、スクワレンに含まれる酸素が肝機能を高め、全身の臓器の機能が高められます。
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スピルリナ
地球で最初に誕生した植物といわれる藍藻類の一種で、アフリカや中南米の亜熱帯地方、アラビア半島の死海などで生息する緑色の藻です。高温・高アルカリ・高塩分という過酷な環境でのみ繁殖しています。スピルリナはラテン語で螺旋の意味があり、細胞が螺旋状にねじれた形をしています。乾燥したサプリメント素材の約70%がたんぱく質で、β‐カロテン、カリウム、葉緑素のほか必須アミノ酸9種類など多種類の栄養成分が豊富に含まれています。特有成分である青色色素のフィコシアニンには抗酸化作用があり、コレステロールの酸化防止、コレステロールを含む胆汁酸を排泄させることからLDLコレステロール値低下作用があります。
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セサミン
ごまに含まれるポリフェノールの一種であるゴマリグナンの構成成分の一つです。セサミンのほかに、セサミノール、セサモリン、セサノールなどがあります。抗酸化作用があり、肝臓でのアルコール代謝を促進するほか、LDLコレステロール値低下、血圧低下、老化防止、疲労回復、シミやシワの防止などの作用があります。
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セレン
微量元素の必須ミネラルの一種で、体内の過酸化物質を分解する酵素の成分であり、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。血圧を調整するホルモンのプロスタグランジンを作るために欠かせず、セレンの補給で細胞の老化を遅らせ、生活習慣病の予防となります。食品では、鯵、鰯などの魚介類、動物の内臓、肉類に多く含まれます。ビタミンEとともに摂取すると抗酸化効果が高まります。
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タウリン
魚介類に多く含まれる含流アミノ酸で、胆汁酸の分泌促進による消化促進のほか神経伝達物質としても作用します。体内では心臓、筋肉、肝臓、腎臓、肺、脳、網膜などに多く存在しています。心臓機能向上、血圧低下、LDLコレステロール値低下などの作用があります。食品では、カキ、シジミ、ホタテ、イカ、タコなどに多く含まれます。
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チアシード
古来よりアステカ族が常用してきたミント種に属する植物種子で、n‐3系(オメガ3)脂肪酸が約23%と食品の中では極めて含有量が高く、血管保護、血流促進などの作用があります。このほか、食物繊維、たんぱく質、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、抗酸化成分が豊富に含まれています。約34%も含まれている食物繊維は吸水性が高く、胃の中で水分を吸ってゲル状(ゼリー状)になり、約14倍にも膨らみます。そのため胃が膨らむことで腹持ちがよく、吸い込まれた水分は胃の中から徐々に離れていくことから、水分が急激に失われることがなく、ランニングフードとも呼ばれています。これらの機能によって、血糖値、中性脂肪値、血圧の降下の作用があります。一般のチアシードは黒色で、一部の白色のものが含まれていますが、白色のものだけを栽培したサルバチアもあります。
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中鎖脂肪酸
8~10個の炭素鎖が結びついた飽和脂肪酸で、特定保健用食品として許可されています。普通の植物油に含まれているのは長鎖脂肪酸で、脂肪酸の炭素数は通常は18個程度となっています。長鎖脂肪酸は体内に吸収された後、脂肪細胞、筋肉、肝臓に蓄積され、必要に応じて分解されてエネルギーとなりますが、中鎖脂肪酸は消化吸収が4倍も早く、肝臓に直接運ばれて早くエネルギーになり、内臓脂肪の蓄積を減らす作用があります。
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DHA
DHA(ドコサヘキサエン酸)は魚に含まれるn‐3系の多価不飽和脂肪酸で、体内では脳や網膜のリン脂質の主要成分となっています。低温でも固まらずに液体の状態が保たれています。DHAを摂ることで血液の粘性を下げるほか、中性脂肪値低下、血圧低下、血糖値低下、HDLコレステロール値増加などの作用があります。脳の情報伝達を高め、精神安定の研究も進められています。食品では、鰯、秋刀魚、鮪、鰹などの冷水で生育する青背魚に多く含まれます。1日の推奨摂取量は1gです。栄養機能表示はn‐3系脂肪酸のもので、「n‐3系脂肪酸は、皮膚の健康維持を助ける栄養素です」。
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DPA
DPA(ドコサペンタエン酸)はn‐3系脂肪酸多価不飽和脂肪酸の一種で、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)と並んで、血液をサラサラにする成分として一般に知られています。血流を改善し、中性脂肪の降下や善玉コレステロールとも呼ばれるHDLコレステロールの上昇、血圧や血糖値の効果といった作用はDHAやEPAの10倍ほどもあるとされます。アザラシに多く含まれていますが、アザラシは青魚をエサにしているため、アザラシの脂肪を原材料にした健康食品素材には同時にDHAやEPAも含まれています。アミノ酸のアルギニンと一緒に摂ると、より有効性が高められます。
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エネルギー代謝の酵素の構成成分となるミネラルで、赤血球の色素成分であるヘモグロビンの成分として酸素の運搬、細胞への酸素の取り込み、老廃物の炭酸ガスとの取り替えの機能があります。また、赤血球の生成とともに鉄欠乏性貧血の予防、免疫細胞の成長などの作用があります。体内では鉄は4~5gが含まれ、60%以上がヘモグロビンの中にヘム鉄の形で存在し、残りは肝臓、骨髄、脾臓などに蓄えられています。ヘム鉄は肉類に多く含まれ、野菜などに含まれる非ヘム鉄に比べると体内への吸収率は3倍以上となっています。鉄はビタミンCによって吸収が高められます。食品では、肉類、レバー、貝類、カボチャ種子などに多く含まれます。栄養機能食品表示は「鉄は赤血球をつくるのに必要な栄養素です」。
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田七人参
中国南西部原産のウコギ科の多年草で、コブのある丸い根が生薬に用いられます。田三七、三七人参とも呼ばれています。中国では血流促進作用と止血作用がある生薬として使われ、肝機能向上の漢方薬の主成分となっています。ジンセノサイドなどのサポニン、特有のデンシチンや田七ケトンには、血管を弛緩させ、血流促進、血圧降下、肝機能向上、止血、免疫向上などの作用があります。中国では13等級に分類され、1~3等級は医薬品、4~6等級は漢方薬、7~9等級は健康食品、それ以下は食品に使われています。
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豆鼓エキス
中国の伝統食品で、日本では寺納豆として知られる特定保健用食品の成分です。大豆を麹で発酵させ、塩漬けによって熟成させて製造されます。糖質をブドウ糖に分解する酵素のα‐グルコシダーゼの活性を阻害することで、小腸からのブドウ糖の吸収を遅くし、食後の血糖値の上昇を抑える作用があります。
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冬虫夏草
冬を地中で越す昆虫の幼虫やサナギに胞子が寄生し、夏に子実体が地上に生えるキノコです。漢方で生薬に使われる冬虫夏草はコウモリガの幼虫に寄生したキノコで、中国四川省の高地、チベット高原などで収穫されます。コルジセピン、ウラシル、ウリジン、アミノプリン、エルゴステリンなどの特有の活性物質によって、疲労回復、心肺機能の強化、免疫強化などの作用があります。
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トコトリエノール
ビタミンEよりはるかに高い抗酸化作用を持つ物質で、抗老化・長寿効果が確認されています。強力な心臓保護作用があります。アテローム性動脈硬化症の改善、血中コレステロール、中性脂肪の低減作用、血圧降下作用、動脈伸縮性の改善といった心臓保護のための作用が研究で明らかとなっていますが、トコトリエノールの生理活性の中で注目するべき作用が脳神経細胞の保護です。神経細胞が集中する脳では活発な酸素消費が行われており、活性酸素も多く発生しています。また、脳内は脂質含有量が高く抗酸化物質の乏しい環境で、脂質も酸化されやすやすくなっています。トコトリエノールはビタミンEの40~60倍の抗酸化力を持っているため、脳内の神経細胞の酸化的損傷を保護できることが明らかにされています。トコトリエノールは南米や熱帯アフリカ、西インド諸島に植生しているアナトーという果実から採れます。そのアナトーから抽出したトコトリエノールがサプリメントとして使われています。
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ナイアシン
水溶性のビタミンB群に分類されるニコチン酸とニコチン酸アミドの総称で、ビタミンB?とも呼ばれます。体内では最も多いビタミンで、糖質、脂質、たんぱく質からエネルギーを産生する過程で補酵素として働きます。アルコールから発生する毒性の強いアセトアルデヒドを分解する際の補酵素としても働きます。食品では、カツオ、マグロ、たらこ、レバーなどに多く含まれます。栄養機能食品表示は「ナイアシンは皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です」。
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ナットウキナーゼ
大豆を発酵させて納豆を作る酵素で、納豆のネバネバ成分にのみ含まれます。血液の凝固を抑え、血栓を溶かす作用があるとともに血圧低下、血糖値低下、中性脂肪低下などの作用があります。納豆に多く含まれるビタミンK(K?)にはワルファリンの抗凝結作用を抑制する作用がありますが、ナットウキナーゼにはビタミンKは含まれません。
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難消化性デキストリン
加熱処理したトウモロコシ、ジャガイモのでんぷんを酵素処理した難消化性の高分子の特定保健用食品の成分です。ブドウ糖の吸収をゆるやかにして血糖値の上昇を抑えるとともに、腸内細菌の善玉菌を増やす作用、LDLコレステロール値低下などの働きがあります。また、脂肪を胆汁酸が包んだ胆汁酸ミセルを安定させて脂肪が放出されるのを抑える作用があります。
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ニガウリ
インド原産の熱帯に自生するウリ科の植物で、ゴーヤ、ツルレイシとも呼ばれています。ビタミンCはレモンの3倍以上で、加熱しても減らない特徴があります。カロテン類も多く、抗酸化作用があります。カリウム、鉄、カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。果実にはインスリンに似た働きをする化合物が含まれ、血糖値の上昇を抑える作用があります。また、特有成分のモモルデシンには食欲を抑える作用があります。
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ニンニク
中央アジア原産のユリ科ネギ属の香味野菜で、球状の茎部を食用とします。ガーリックとも呼ばれます。ネギ属に特有のアリインが酵素のアリナーゼによって臭気のもとのアリシンとなり、殺菌、抗酸化などに役立ちます。また、アリシンはビタミンB?と結びつき、吸収されやすいアリチアミンとなり、ブドウ糖のエネルギー化を促進します。スコルジニンには血管を拡張して、血流を促進する作用があります。これらの成分によって、疲労回復、LDLコレステロール低下、血糖値低下、血圧低下、脂肪燃焼、血栓溶解などの働きが得られます。
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ノコギリヤシ
北米原産のヤシ科シュロ属の低木で、ノコギリヤシの名前はノコギリ状のギザギザした葉の形からつけられました。健康食品に使われているのは、秋に実る濃赤色の実のエキスです。そのためノコギリヤシエキスとも呼ばれます。この果実は北米のネイティブアメリカンには食用とされてきましたが、男性の強壮、利尿、鎮静効果がある民間薬として使われ、ヨーロッパではエキスが医薬品の成分として使われています。強壮と利尿に役立つとされるのは、前立腺に作用するからです。前立腺は膀胱の下側の尿道を包むようにある腺組織で、精子以外の精液を作り出す役割があり、男性ホルモンによって肥大が進んでいきます。血液中の男性ホルモン濃度が高いときには前立腺の男性ホルモンの取り込みは一定量に保たれていますが、中年期以降になって男性ホルモン濃度が低下すると急に前立腺が男性ホルモンを多く取り込むようになり、前立腺肥大となっていきます。前立腺肥大では尿道が圧迫されるために尿が出にくくなり、夜間にトイレのために目覚めることが多くなります。前立腺の肥大が抑えられることで、尿の状態を改善することが期待できます。
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バイオブラン
米ぬかに含まれる水溶性食物繊維(ヘミセルローズB)を材料として、シイタケ菌糸体の培養から得られた酵素を反応させて、低分子化したものです。食物繊維は紹介・吸収されないものですが、バイオブランは小腸から吸収されて血液中に入り、免疫細胞を活性化させます。免疫力増強物質として、抗がん作用、抗がん酸の副作用軽減作用、延命効果、再発防止、慢性疲労の改造などが論文発表、学会発表されています。また、HIV(後天性免疫不全症候群)、肝炎、アトピー、喘息、リウマチ、IBS(過敏性腸症候群)などの改善が報告されています。
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発芽玄米
玄米を少し発酵させたのが発芽玄米で、発芽するときには酵素が活性化し、発芽に必要な成分が増えていきます。特に増えるのはギャバ(γ‐アミノ酪酸=GABA)で、白米に比べて10倍にもなります。また、ビタミンE、ビタミンB?、カリウム、γ‐オリザノールも豊富になります。ギャバはLDLコレステロール値の降下、血圧の降下、ストレスの軽減などが認められています。また、γ‐オリザノールは皮膚の血流促進や老化の防止、自律神経の調整などが認められています。
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バナジウム
微量ミネラルの一種で、インスリンと似た働きで血糖値を上昇しにくくさせる作用があります。富士山の伏流水に多く含まれるとされますが、これは湧水に含まれる量として最も多いというもので、魚介類や海藻と比較すると微量です。
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バナバ
フィリピン、インドネシア、タイ、インドなどの熱帯、亜熱帯に自生する薬用植物で、葉に含まれるコロソール酸はインスリンと同じような働きがあり、血糖値を低下させる作用があります。また、インスリンの分泌を高める亜鉛のほか、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。
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ハナビラタケ
担子菌門ハラタケ綱タマチョレイタケ目に属するハナビタタケ科ハナビラタケ属に分類される日本国内やヨーロッパ各地に自生するキノコの一種です。その名のとおり、花弁の子実体が20~40cmの白い大きなボタン状になっています。多糖類のβ‐グルカンが他のキノコに比べて特に豊富に含まれていますが、β‐グルカンは免疫細胞の栄養源であり、免疫細胞の働きを高めて、免疫を活性化させます。
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パントテン酸
ビタミンB群の一種(ビタミンB?)で、補酵素のコエンザイムの構成成分であり、たんぱく質、脂質、糖質(炭水化物)のエネルギー代謝の補助役として必須となります。皮膚や粘膜の健康維持に関わり、HDLコレステロール値の増加、抗ストレス作用のある副腎皮質ホルモンや神経伝達物質の合成、免疫抗体の合成、解毒などの作用にも関与しています。食品では肝臓、肉類、魚介類に含まれますが、加熱や加工によって失われやすくなっています。栄養機能食品表示は「パントテン酸は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です」。
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ヒアルロン酸
体内に存在する細胞と細胞の間を埋めるムコ多糖類の一種で、粘度が高く、保水率は自重の6000倍にも及びます。加齢とともにヒアルロン酸が減少するため、不足すると肌の老化が進みやすくなります。肌の弾力を高めるなどの作用のほか、関節の潤滑成分としても働き、関節痛の改善の作用もあります。サプリメントとしては鶏冠からの抽出のほか、乳酸菌などから作られます。
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ビール酵母
酵母は糖分をアルコールと炭酸ガスに分解する発酵菌です。大麦の麦芽を煮て作った麦汁に、ホップとビール酵母を加えてアルコール発酵させますが、発酵した麦汁は瓶詰めする前に濾過して取り除かれます。このビール酵母には、麦汁に含まれるたんぱく質やビタミンB群、核酸、食物繊維などの栄養成分のほか、各種消化酵素、β‐グルカンなどの成分が豊富に含まれます。また、体内でインスリンの作用を高めるクロムが含まれています。肝機能の向上、疲労回復、免疫強化、抗酸化、代謝促進、血圧調整などの作用があります。
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ビオチン
ビタミンHとも呼ばれる水溶性のビタミンB群。糖質、脂質、たんぱく質のエネルギー代謝に関わる補酵素で、皮膚や粘膜の健康維持に関わっています。腸内細菌によって作られ、吸収されるうえ、魚、肉、卵、豆類、野菜などに含まれるため不足することはありません。栄養機能食品表示は「ビオチンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です」。
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ピクノジェノール
日差しの強いフランス南西部の沿岸に自生する海岸松の内部樹皮から抽出されるエキスです。フランス海岸松エキス、フラバンジェノールとも呼ばれています。強い抗酸化作用があり、血管の保護、血流の改善、血圧の調整、抗炎症などの作用があります。
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ビタミンA
皮膚や粘膜、目の健康を正常に保つのに欠かせない脂溶性ビタミンで、レチノールとも呼ばれます。前駆体であるβ‐カロテンが体内で分解されることでも生成されます。抗酸化作用があり、目が光を感じるために必要な網膜の色素のロドプシンの主成分となっています。不足すると粘膜が弱くなり、感染症にかかりやすくなります。脂溶性であるため体内に蓄積され、過剰症では嘔吐や頭痛、脂肪肝などが起こります。食品では、レバー、肉、卵、牛乳、バター、うなぎ、緑黄色野菜などに多く含まれます。栄養機能食品表示は「ビタミンAは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です」「ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です」。
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ビタミンB?
水溶性ビタミンで、チアミンとも呼ばれています。糖質のエネルギー代謝に必要な補酵素としての働きがあり、疲労回復のビタミンとも呼ばれます。糖質からエネルギーを作り出す過程でできる乳酸は肝臓でブドウ糖に変換されてエネルギーとなりますが、ビタミンB?が不足するとブドウ糖への転換が遅れ、乳酸が疲労物質として蓄積され、筋肉疲労や全身の倦怠などを引き起こすことになります。脳の唯一のエネルギー源のブドウ糖を、エネルギーとして利用するときにビタミンB?が必要で、不足すると脳の低血糖状態を引き起こし、中枢神経や末梢神経の働きが低下します。糖分や清涼飲料水を多く飲むと、急激な糖質代謝のためにビタミンB?が不足しやすくなります。食品では、豚肉、鰻、鰹、レバー、大豆、ニンニクなどに多く含まれます。サプリメント素材では、ビール酵母、米ぬか、クロレラ、スピルリナなどに多く含まれます。栄養機能食品表示は「ビタミンB?は、炭水化物からのエネルギー産出と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です」。
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ビタミンB?
水溶性ビタミンで、リボフラビンとも呼ばれています。糖質、脂質、たんぱく質のエネルギー代謝の補酵素で、特に脂質の分解・合成に深く関わっているため、不足すると血液中の中性脂肪や体脂肪の増加を引き起こします。成長の促進、細胞の再生などの作用があり、美容のビタミンとも呼ばれます。ビタミンB?が欠乏すると口内炎、舌炎症、口唇炎、角膜炎などが起こります。脂質の摂取が多くなるとビタミンB?の必要量が増え、体内で不足しやすくなります。食品では、鰻、秋刀魚、レバー、大豆、牛乳などに多く含まれます。サプリメント素材では、ビール酵母、ケール、クロレラ、スピルリナなどに多く含まれます。栄養機能食品表示は「ビタミンB?は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です」。
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ビタミンB?
水溶性ビタミンで、ピリドキシンとも呼ばれています。糖質、脂質、たんぱく質のエネルギー代謝の補酵素で、特にたんぱく質の分解・合成に深く関わっているため、不足すると貧血や肌荒れ、湿疹、神経系の異常などを引き起こします。体内では、腸内で腸内細菌によって合成されます。食品では魚や肉に多く含まれますが、調理や加工食品にすると失われやすくなっています。栄養機能食品表示は「ビタミンB?は、たんぱく質からのエネルギー産出と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です」。
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ビタミンB??
水溶性ビタミンで、コバラミンとも呼ばれています。脂質のエネルギー代謝の補酵素で、中枢神経や脳の機能を維持する作用があります。造血作用に関わり、葉酸とともに骨髄で正常な赤血球を作り出すのに欠かせません。体内では、腸内で腸内細菌によって合成されます。食品では、レバー、肉、魚介類などの動物性食品に多く含まれます。栄養機能食品表示は「ビタミンB??は、赤血球の形成を助ける栄養素です」。
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ビタミンC
皮膚や腱、軟骨などの結合組織を構成するコラーゲンの合成に欠かせず、皮膚や骨の健康維持、傷の修復に必要な水溶性ビタミン。アスコルビン酸とも呼ばれます。腸管で鉄の吸収率を高め、抗ストレス作用がある副腎皮質ホルモンの合成を促進する作用があります。強い抗酸化作用によって過酸化脂質の合成の抑制、血管障害を予防する作用もあります。寒冷ストレスや喫煙によって体内で減少します。食品では、野菜、果物に多く含まれます。栄養機能食品表示は「ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに抗酸化作用を持つ栄養素です」。
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ビタミンD
脂溶性ビタミンで、カルシフェロールとも呼ばれています。カルシウムの吸収促進、骨の成長促進、血中カルシウム濃度の調整などの作用があり、太陽のビタミンとも呼ばれます。食事で摂ったビタミンDは小腸から脂肪とともに吸収され、紫外線が皮膚の脂肪に当たると肝臓で活性型ビタミンDに変化します。活性型ビタミンDは小腸からのカルシウムとリンの吸収をよくして、筋肉や骨にカルシウムが吸着されるのを補助します。ビタミンDが不足すると骨の成長が遅れ、骨粗鬆症の危険性が高まります。ビタミンDは、食品では鰯・鰹・鮪などの魚肉、鱈の肝臓、シイタケなどのキノコ類などに多く含まれます。サプリメントでは、骨強化用の食品の材料に使われますが、通常のビタミンDの製品と活性型ビタミンDの製品とがあります。栄養機能食品表示は「ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です」。
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ビタミンE
強い抗酸化力を持つ脂溶性ビタミンで、トコフェロールとも呼ばれます。有害な過酸化脂質の生成を防ぎ、LDLコレステロールの酸化を防いで動脈硬化を予防するほか、全身の細胞の老化を防ぐ作用があります。活性酸素によって酸化すると活性型ビタミンEとなり、体内の細胞から電子を奪う作用があります。活性型ビタミンEはビタミンCから電子を得て、通常のビタミンEに戻ります。そのため、合わせて摂ることで抗酸化力を高めることができます。食品では、食物油、卵、豆、種子などに多く含まれます。栄養機能食品表示は「ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り細胞の健康を助ける栄養素です」。
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ビタミンK
脂溶性ビタミンで、カルシウムが骨に沈着するときに必要なたんぱく質を活性化させる働きがあって骨を強化するとともに、血液を凝固させて出血を止める作用があります。食品では、ホウレン草、小松菜、あしたばなどの緑色野菜や、納豆やチーズなどの発酵食品に多く含まれます。ビタミンKには、緑黄色野菜に含まれるビタミンK?と、納豆などの発酵食品に含まれるビタミンK?があります。サプリメントでは、骨強化用の食品の材料に使われています。ビタミンKが含まれているサプリメント素材にはクロレラ、青汁があります。栄養機能食品は「ビタミンKは、正常な血液凝固能を維持する栄養素です」。
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ビフィズス菌
乳酸菌の善玉菌の一種で、オリゴ糖などの糖を発酵させて乳酸を作り出す微生物です。体内では小腸と大腸に存在し、悪玉菌を増やす肉食や脂肪の摂りすぎ、ストレスや抗生物質の摂取などによって減少しやすくなっています。腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やして便秘を解消するほか、免疫強化、LDLコレステロール値低下、肝機能向上などの作用があります。
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ビルベリー
野生種のブルーベリーで、果実に含まれる色素成分のアントシアニンはブルーベリーよりも多く含まれます。眼の網膜にはロドプシンという視力を保つ物質がありますが、アントシアニンはロドプシンに作用しやすく、視神経の働きを高めて眼精疲労、視力改善をします。また、活性酸素を消去する強い抗酸化作用があります。
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プーアール茶
中国雲南省の高地に育成するツバキ科ツバキ属の樹木の茶葉から作られる後発酵茶の黒茶の一種です。プーアール茶(普?茶)は北京語で、広東語ではポーレイ茶と呼ばれます。茶葉自体は緑茶と同じツバキ科の植物の葉で、黒麹菌を用いて長期間熟成させるもので、中性脂肪やLDLコレステロール値の低下、抗酸化などの作用があります。
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フェカリス菌
菌体が小さい乳酸菌の一種で、乳酸菌の中でも球形のため乳酸球菌に分類されています。乳酸菌は生菌が食品などに添加されますが、フェカリス菌は過熱殺菌処理した死菌となっています。フェカリス菌は死菌で摂ると腸内細菌の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やすほか、免疫力の向上、コレステロール低下、血圧降下、抗アレルギー、美肌作用などが確認されています。サイズは1μm(1㎜の1000分の1)と通常の乳酸菌の5分の1ほどで、少量で大量の菌を摂ることができます。
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ブルーベリー
北アメリカ原産の落葉低木で、果実に含まれる色素成分のアントシアニンには抗酸化作用があり、網膜の視力を保つ物質のロドプシンの再合成によって視神経の働きを高め、眼精疲労、視力改善などの作用があります。ブルーベリーには15種類のアントシアニンが含まれ、少量で視力を回復させる働きがあります。
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プロテイン
たんぱく質のことで、20種類のアミノ酸が結合して作られます。動物性と植物性があり、動物性には乳製品、卵を用いたものがありますが、牛乳からチーズを作るときに得られる乳清たんぱく(ホエイ)は低脂肪で吸収率も高くなっています。植物性は大豆から作られ、必須アミノ酸を含んでいます。免疫維持に作用があるアルギニンを多く含み、血液中のコレステロールを低下させる脂質のレシチンが含まれます。
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プロポリス
ミツバチが樹木から集めた樹脂とミツバチの分泌物の酵素が合成されたハチヤニと呼ばれるワックス状の物質で、巣の出入り口や隙間などに塗ることによって雑菌やバクテリアなどから巣を防御しています。プロポリスは3万~5万匹のミツバチの巣箱から、年間わずか40~60gしか採取できません。プロポリスの名称は、ギリシャ語のpro(前の)とpolis(都市)が合体した言葉で、巣を都市に見立てて、その前を守る物質という意味です。東ヨーロッパ諸国では古くから抗菌・消炎・鎮痛作用があることから、天然の抗生物質と呼ばれて、民間療法として広く使われてきました。色素成分のフラボノイドが豊富に含まれ、免疫を高める作用とともに、毛細血管を強化して血流を促進する作用があり、抗炎症作用、鎮痛作用、抗真菌(カビ)作用、抗腫瘍作用、抗ウイルス作用、抗酸化作用、肝臓保護作用、抗糖尿病作用、放射線防御作用、抗喘息作用、毛細血管強化作用、抗アレルギー性、細胞活性作用、精神安定作用などがあります。
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分岐鎖アミノ酸
必須アミノ酸のうちバリン、ロイシン、イソロイシンの総称で、BCAAとも呼ばれます。筋肉のエネルギー源となる唯一のアミノ酸で、枝分かれをする分子構造のため分岐鎖アミノ酸と呼ばれます。筋肉を構成する必須アミノ酸の30~40%がBCAAで、筋肉のたんぱく質分解を抑制し、活動時には筋肉でエネルギー源となり、筋肉を維持するアミノ酸となります。運動能力の向上、筋肉痛と筋肉疲労の軽減などの作用が認められています。
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紅麹
紹興酒などの醸造に使われる赤い色の麹で、漢方薬として血流促進、内臓強化、胃腸強化などに処方されています。特有のモナコリンKにはLDLコレステロール合成阻害、中性脂肪値低下の作用があり、γ‐アミノ酪酸(GABA)には血圧降下の作用があります。また、血圧上昇抑制、免疫強化などの作用もあります。
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ポリアミン
ポリアミン(polyamine) は、すべての動物やヒトの細胞内で合成され、生体内では前立腺、膵臓、唾液腺など、精子や酵素を作る組織に多く含まれますが、加齢に伴い、ポリアミンを合成する酵素の活性が低下します。主な機能性として細胞分裂や増殖の制御、RNAなどの核酸、タンパク質などの合成促進があげられます。抗加齢効果があり、ポリアミンがないと細胞分裂や増殖は行うことができません。食品では、白子、貝類、きのこ類、納豆、大豆、小豆、チーズなどに多く含まれます。
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マイタケ
サルノコシカケ科のキノコで、クリやナラ、シイなどの広葉樹の根株に発生します。多糖類のβ‐グルカンは免疫細胞を活性化させて免疫を強化し、特有成分のX‐フラクションには肝臓でコレステロールを合成する酵素の働きがあることからLDLコレステロール値降下のほか、血糖降下、中性脂肪降下、血圧調整などの作用があります。
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マグネシウム
多量元素のミネラルで、体内では60~65%は骨に含まれ、残りは肝臓、筋肉、血液などのたんぱく質と結合して存在しています。300種類以上の酵素に作用する補酵素であり、筋肉の収縮、神経の興奮抑制、血管拡張による血圧降下などの作用があります。にがりの主成分であり、過剰に摂ると下痢になる危険性もあります。食品では、ひじきやわかめ、アーモンド、ピーナッツ、大豆などに多く含まれます。栄養機能食品表示は「マグネシウムは、骨の形成や歯の形成に必要な栄養素です」「マグネシウムは、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素です」。
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マヌカハニー
ニュージーランドだけに自生しているマヌカという樹木に咲く花から採れる特別なハチミツです。マヌカの花蜜の成分が、ミツバチの持つ酵素によって、変化して生まれた天然の抗菌物質MGO(食物メチルグリオキサール)を多く含まれています。この特別な抗菌成分MGOは、ほかのハチミツにはほとんど含まれていません。MGOのほか、シリング酸メチルという天然の抗酸化物質も含まれています。MGOに加え、このシリング酸メチルの存在もあいまって一般のハチミツでは得られないさまざまな健康機能性があります。疲労回復、滋養強壮、腸内環境の改善、便秘や下痢の予防と改善、病原菌の感染防止、免疫力の向上、アレルギー疾患の予防、ピロリ菌の除菌、虫歯の予防、喉の保護、口腔ケア全般、風邪やインフルエンザの予防、ウイルスなど病原菌の感染防禦、ニキビやシミ、シワのない美肌づくり、紫外線や活性酸素で傷んだ肌のケア、抗菌作用のほか、切り傷擦り傷などへの直接的な抗炎症作用なども認められています。
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メリロート
マメ科シナガワハギ属の植物で、アジアからヨーロッパまで広く分布している多年草です。炎症を抑えるハーブとして古くから葉や花が使用されており、茎、果実、種子も使用されます。血液の凝固を防いで血流を促進するクマリンが含まれ、炎症の改善とともに、むくみの解消にも使われます。
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ヤーコン
中南米アンデス高地原産のキク科の多年草の根菜です。地下部にはサツマイモのような根を1株につき10~20個つけます。オリゴ糖の含有量は野菜類の中では最も多く、カテキン、配糖体(フラボノイド、多糖類)、テルペン類、ミネラル類(カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄など)、食物繊維が多く含まれています。エネルギー量はイモ類の中では最も低く、血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。
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UC-Ⅱ
鶏軟骨(鶏冠)から抽出した天然Ⅱ型コラーゲンが原材料の非変性活性Ⅱ型コラーゲンです。コラーゲンは加熱によって変性することから、加熱せずに加工されています。皮膚や骨の材料、細胞の接着剤の役割をするⅠ型コラーゲンは皮膚などの材料になりますが、軟骨の材料にはなりません。軟骨に運ばれやすく、軟骨に定着しやすいコラーゲンであるため、軟骨がすり減ることで起こる変形性膝関節症の予防・改善に使われます。
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葉酸
水溶性ビタミン(ビタミンB?)で、ビタミンB??とともに新しい赤血球を正常に作り出すために必要であることから、造血のビタミンとも呼ばれます。たんぱく質や細胞新生に必要な核酸を合成するために欠かせず、細胞増殖が盛んな胎児が正常に発育するために特に重要となることから、妊婦には特に摂取がすすめられます。葉酸には血液中のホモシステインを減少させる作用があります。ホモシステインは血管内皮を傷つけることで弾力性を失わせ、動脈硬化を促進させるため、葉酸を摂ることで動脈硬化の予防が期待されます。食品では、緑黄色野菜に多く含まれます。栄養機能食品表示は「葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です」、「葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です」。
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羅漢果エキス
中国広西チワン族自治区原産のウリ科ラカンカ属の多年生つる植物です。実は緑の4~6cmの球形で、乾燥すると茶色になり、甘味が出ます。乾燥した果実を殻ごと砕き、種子とともに煎じたエキスが使われます。甘み成分はトリテルペン系の配糖体で、砂糖の300~400倍もの甘味があり、小腸からは吸収されないため、血糖値を上昇させない甘味料として使われます。
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ラクトフェリン
乳製品などに含まれる鉄と結合した赤いたんぱく質で、「ラクト=乳の」と「フェリン=鉄と結合するたんぱく質」からラクトフェリンと名づけられました。ラクトフェリンは母乳に含まれる全たんぱく質の約20%を占めていて、中でも初乳には常乳の3倍以上も含まれています。牛乳からチーズを製造するときに出る上澄みの乳清が原料で、ラクトフェリンは乳清1?中に0.1gほどしか含まれていません。人などの哺乳類の乳汁や唾液、涙、鼻汁などに含まれ、目、鼻、口などの病原菌が侵入しやすい場所に多く存在しています。抗菌・抗ウイルス作用、免疫調整作用、ビフィズス菌増殖促進作用、鉄吸収調節作用、抗炎症作用、ピロリ菌抑制作用、C型慢性肝炎改善作用がある。免疫強化によって間接的に感染やがんから体を守る生体防御作用があり、がんや肝炎、アレルギー、歯周病、貧血などの改善の研究も進められています。このほかに脂肪分解促進作用が確認されています。脂肪は脂肪分解阻害たんぱく質のペリリピンによって脂肪分解酵素のリパーゼから守られていますが、ラクトフェリンにはペリリピンを減らす作用があり、脂肪分解が促進されます。
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リコピン
果物や野菜の赤い色素のカロテノイドで、ビタミンEの約100倍、β‐カロテンの約2倍の抗酸化力があります。LDLコレステロール酸化抑制作用、がん細胞増殖抑制作用があり、心臓疾患や脳血管疾患の予防に効果があります。体内では前立腺に多く存在し、多く摂取すると前立腺がんが減少するとの報告があります。食品では、トマト、ピンクグレープフルーツに多く含まれ、完熟トマト、トマトジュース、トマトピューレには特に多く含まれます。脂溶性のため、食事と一緒に摂ることで吸収されやすくなります。
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ルテイン
ブロッコリーやケール、マリーゴールドなどに豊富に含まれる眼に多く存在している抗酸化作用のあるカロテノイドで、眼の網膜の黄斑部や水晶体のほか、乳房、子宮頸管部に蓄積されています。体内には約20種類のカロテノイドが存在していますが、黄斑部に存在しているのはルテインと、ルテインから合成されるゼアキサンチンだけです。この2種類のカロテノイドが黄斑部と水晶体に蓄積され、活性酸素による酸化から眼を守っています。ルテインは、日光による眼のダメージを防ぎ、黄斑変性症や白内障のリスク低減などの作用があります。食品では、ホウレン草やブロッコリー、ケール、スイートコーンなどの緑黄色野菜や卵黄や果物の桃、オレンジなどに含まれますが、これらの食品の含有量は少なく、最も多く含まれているのはハーブとして知られるメキシコ原産のマリーゴールドの花弁です。
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ルンブルクスルベルス
赤ミミズに含まれている酵素で、血管を詰まらせる血栓を溶かすとともに、血小板から大きくなる途中の血栓も溶かす作用があります。健康食品素材は赤ミミズを乾燥させて粉末にしていますが、酵素は熱によって破壊されやすいので、熱風乾燥ではなく、真空乾燥や凍結乾燥によって作られたものが優れています。
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ルンブルクスルベルス

レシチン
生体膜の構成成分であるリン脂質の一種で、ホスファチジルコリンとも呼ばれています。卵黄から分離した成分で、ギリシャ語のレシトス(卵黄)にちなんで命名されました。人体の細胞の生体膜の主成分で、脳神経や血液、骨髄、心臓、肺、肝臓、腎臓、胃腸などに多く含まれ、脳では神経刺激を伝達するアセチルコリンに変換され、脳や神経の伝達物質として働いています。コレステロールの沈着の防止、脂質の代謝などの作用がある。食品では、卵黄、大豆に多く含まれます。
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レシチン

レスベラトロール
赤ワイン、赤ブドウの皮、グレープジュース、メリンジョ(インドネシア原産の植物)、リンゴベリー(北欧原産の果実)などに含まれるポリフェノールの一種です。抗酸化成分として知られるほか、老化防止と寿命延伸に関わるサーチュイン(長寿)遺伝子を活性化します。また、メラトニン生成とコラーゲン破壊などを促進する酵素の働きを抑える作用のほか、神経保護作用、抗がん作用、抗炎症作用、血糖降下作用、血圧降下作用などが発表されています。
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