2020年3月16日月曜日

アスタキサンチン,亜麻仁油,アルギニンの効果と副作用

健康長寿成分:アスタキサンチン・亜麻仁油・アルギニンの効能効果・機能性について

健康長寿でピンピンコロリ

アスタキサンチンの効能効果と副作用

亜麻仁油(アマニ油・フラックスオイル)の効能効果と副作用

アルギニンの効能効果と副作用

アスタキサンチンの効果と副作用

エビやカニなどの甲殻類や鮭、イクラ、鯛などの魚介類や藻の赤色の素となる色素物質です。

これらの魚介類はオキアミなどの動物プランクトンをエサにしていますが、動物プランクトンは淡水性単細胞緑藻のヘマトコッカスを食べています。

動物はアスタキサンチンを体内で作り出すことができず、植物性のヘマトコッカスの色素を受け継いでいます。

鮭は白身魚で、サーモンピンクはアスタキサンチンを溜め込んだ結果です。

鮭は産卵のために遡上するときに大量の酸素を取り込みながら激しく体を使うために活性酸素が多量に発生し、全身に大きな負担がかかりますが、これに耐えて子孫へとDNAを残すために強い抗酸化成分のアスタキサンチンを蓄えています。

メスの鮭は産卵すると身が白くなるのは卵(イクラ)にアスタキサンチンを移して、活性酸素と戦う生命力を伝えているためです。

アスタキサンチンの抗酸化力はビタミンEの約550倍、β‐カロテンの約40倍とされ、コエンザイムQ10の約1000倍にも及んでいます。

脂肪に溶ける性質があり、血液中のLDLコレステロール(低比重リポたんぱく)の酸化を抑え、動脈硬化を予防し、血管壁を守る作用があります。

活性酸素の中で最も毒性が強いうえに、紫外線を浴びると皮膚の細胞で発生する一重項酸素に対して消去効果があることから、シワやシミの予防、肌荒れの抑制に作用します。

抗酸化成分は、その種類によって細胞膜で作用する部位が異なることが最新の研究によって明らかにされています。

ビタミンEは細胞膜の内側に作用し、β‐カロテンは細胞膜の中心部で作用しますが、それに対してアスタキサンチンは細胞膜を通過して細胞膜の中心部から表面まで抗酸化作用を発揮します。

アスタキサンチンは抗酸化作用が強いだけでなく、幅広く細胞膜を活性酸素の害から保護するため、全身の細胞を効果的に守ります。

ヘマトコッカスは、クロロフィルが多く含まれることから緑色をしていますが、窒素を欠乏させるとアスタキサンチン(ヘマトクローム)が多く含まれる胞子ができます。

アスタキサンチンの多くは現在ではヘマトコッカスから抽出されています。

亜麻仁油の効果と副作用

アジア原産のマメ科の1年草である亜麻(フラックス)の種子を絞った油です。

不飽和脂肪酸であるn‐3系のα‐リノレン酸とn‐6系のリノール酸を豊富に含んでいます。

コレステロール抑制、エネルギー代謝、心臓の血液循環、免疫向上の機能があります。

また、ごまと並んで豊富に含まれるリグナンには、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)と同様の働きをする植物性ホルモンとして、骨粗鬆症や動脈硬化の予防の働きがあります。

亜麻仁油は加熱に弱く、食品として摂取する場合には、常温での摂取が必要となります。

アルギニンの効果と副作用

たんぱく質を構成するアミノ酸の一種で、たんぱく質の合成に必要であり、成長期には必須アミノ酸となっています。

筋肉を強化し、成長ホルモンの分泌を促進して細胞の再生を活性化させるとともに、血管を拡げて血流を促進し、免疫を高める作用があります。

また、肌荒れ改善、美肌効果、髪の育成、精力増強などの作用も認められています。

食品では、子牛肉、鶏肉、牛乳、エビ、大豆、種実、玄米、全粒粉に多く含まれます。

成長ホルモンが多く分泌される運動後や夕食後、睡眠前に摂ることがすすめられます。

健康成分の効能効果・機能性一覧

肥満の危険因子と自覚症状

高血圧の危険因子と自覚症状

高血糖の危険因子と自覚症状

高中性脂肪の危険因子と自覚症状

高コレステロールの危険因子と自覚症状


肥満の危険因子と自覚症状


【危険因子】

早食いである。
食事は満腹するまで食べる。
お菓子などの間食が多い。
ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い。
脂っこい食事が好き。
お酒を習慣的に飲んでいる・お酒をたくさん飲む。
ストレスを感じている。
15分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に肥満の人がいる。

【自覚症状】
急に太ってきた。
ウエストサイズが増えてきた。
食欲が異常にある。
いつも空腹感がある。
血圧が高くなってめまいがする。
疲れやすくなった。
息切れするようになった。
体が冷えやすくなった。
頭痛が起こりやすい。お酒に弱くなった。



高血圧の危険因子と自覚症状

【危険因子】

塩辛い食事が好き。
野菜を食べる量が少ない。
食事は満腹するまで食べる。
早食いである。
睡眠時間が不規則。
お酒を習慣的に飲んでいる。
怒りっぽい性格。
ストレスを感じている。
10分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に高血圧の人がいる。

【自覚症状】
喉が渇きやすい。
体が疲れやすい。
肩こりがある。
頭が重い。
階段を昇ると動悸がある。
寝つきにくくなった。
手足に痺れがある。
尿の量が多くなった。
むくみがある。
体が冷えやすい。



高血糖の危険因子と自覚症状

【危険因子】

早食いである。
食事は満腹するまで食べる。
お菓子などの間食が多い。
ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い。
脂っこい食事が好き。
お酒を習慣的に飲んでいる。
お酒をたくさん飲む。
ストレスを感じている。
10分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に糖尿病の人がいる。

【自覚症状】
口の中が渇きやすく、水をたくさん飲む。
オシッコの回数が増えた。
オシッコの泡立ちが多く、消えにくい。
オシッコの色が濃い、臭いが強い。
食欲が異常にある。
いつも空腹感がある。
急に太ってきた。
いつも疲れやすい。
皮膚にかゆみがある。
性欲が減退してきた。



高中性脂肪の危険因子と自覚症状

【危険因子】

早食いである。
食事は満腹するまで食べる。
お菓子などの間食が多い。
肉食が多い。
脂っこい食事が好き。
お酒を習慣的に飲んでいる。
魚を食べる量が少ない。
20分以上歩くことが少ない。
糖尿病、肝臓病、腎臓病、痛風がある。
両親や祖父母に脂質異常症の人がいる。

【自覚症状】
疲れやすい。
太ってきた。
体が冷えやすい。
風邪をひきやすくなった。
お酒に弱くなった。
イライラしやすい。
運動をすると息切れしやすい。
尿に脂肪が混じる。
上まぶたに黄色っぽい盛り上がりがある。
胸や背中に黄色っぽいニキビがある。



高コレステロ-ルの危険因子と自覚症状

【危険因子】
肉や揚げ物が好き。
脂っこい食事が好き。
スナック菓子を食べる。
ケーキやアイスクリームが好き。
野菜や海藻はあまり食べない。
お酒を習慣的に飲んでいる。
タバコを吸っている。
ストレスを感じている。
10分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に脂質異常症の人がいる。

【自覚症状】
疲れやすい。
体が重く感じる。
太ってきた。
息切れしやすい。
体が冷えやすい。
皮膚に脂肪のふくらみがある。
上まぶたに黄色っぽい盛り上がりがある。
お尻や背中に黄色っぽい固まりがある。
アキレス腱が太くなった。
眼の角膜に白いリング状のものがある。

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