2020年3月18日水曜日

オリゴ糖,オリゴペプチド,オルニチン,オレイン酸の効果と副作用

健康長寿成分:オリゴ糖・オリゴペプチド・オルニチン・オレイン酸の効能効果・機能性について

健康長寿でピンピンコロリ

オリゴ糖の効能効果と副作用

オリゴペプチドの効能効果と副作用

オルニチンの効能効果と副作用

オリゴ糖の効果と副作用

消化酵素によって分解されないためにエネルギー源とはならず、大腸内でビフィズス菌などの善玉菌の栄養源になる難消化性の糖です。

オリゴは「少ない」の意味で、最小単位の単糖が2~20個、鎖状に結合した構造をしています。

代表的なオリゴ糖にはフラクトオリゴ糖(アスパラガス、ニンニクなど)、大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖(母乳や牛の初乳)、キシロオリゴ糖(食物繊維を発酵させた難消化性オリゴ糖)などがあります。

腸内細菌の善玉菌の代表であるビフィズス菌の増殖のほか、便秘や下痢の改善、たんぱく質の消化吸収の促進、ミネラルの吸収の促進、脂質代謝の改善などの作用があります。

オリゴ糖の両端がつながった環状オリゴ糖は機能性に優れたシクロデキストロンとしてサプリメントの有効性を高める作用が認められています。

オリゴペプチドの効果と副作用

たんぱく質が酵素分解したペプチドで、アミノ酸が2~10個ほど結合しています。

消化管プロテアーゼに耐性があり、ペプチド構造のまま吸収されます。

生理活性物質のアンジオテンシンⅠがアンジオテンシンⅡに変換されることで血圧が上昇しますが、オリゴペプチドに含まれるバリルチロシンにはACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害作用と血管拡張作用があり、血圧低下作用があります。

また、血液中のLDLコレステロール(低比重リポたんぱく)や中性脂肪を減少させる作用があります。

ペプチドはアミノ酸よりも大きいため、血液中に保持される時間が長く、効果の持続性も認められています。

一部の商品は、特定保健用食品として「血圧が高めの方に適した食品」の表示が認められています。

オルニチンの効果と副作用

体内でアミノ酸の形のままで機能する遊離アミノ酸の一種で、腸から吸収されて肝臓、腎臓、筋肉などに移行します。

肝臓で有害なアンモニアを解毒するオルニチン回路(サイクル)を活性化させ、肝臓を保護して、肝臓でのたんぱく質合成を高め、アルコールの分解を促進する働きがあります。

また、抗疲労作用、脂肪燃焼作用などもあります。

食品では、シジミに圧倒的に多く含まれ、他には平目、鮪、チーズなどに含まれます。

トウモロコシの糖を発酵させることによって製造されたものもあります。

オルニチンは成長ホルモンの誘導体であり、アルギニンと配合されることが多くなっています。

オレイン酸の効果と副作用

オリーブ油、菜種油(キャノーラ油)、綿実油などに含まれる一価不飽和脂肪酸で、n‐9系に分類されます。

地中海周辺の国々で脂肪の摂取量が多いにも関わらず心臓疾患による死亡率が低いのはオレイン酸の多いオリーブ油を摂っているからだといわれています。

善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロール(高比重リポたんぱく)を低下させずに、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロール(低比重リポたんぱく)を低下させるため、動脈硬化を予防する作用があります。

体内で酸化されにくく、有害な過酸化脂質を作りにくくなっています。

また、胃酸の分泌抑制、乳化作用による排泄物の軟化による便通の促進のほか、皮脂の構成成分であることから肌の健康維持の効果もあります。

健康成分の効能効果・機能性一覧

肥満の危険因子と自覚症状

高血圧の危険因子と自覚症状

高血糖の危険因子と自覚症状

高中性脂肪の危険因子と自覚症状

高コレステロールの危険因子と自覚症状


肥満の危険因子と自覚症状


【危険因子】

早食いである。
食事は満腹するまで食べる。
お菓子などの間食が多い。
ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い。
脂っこい食事が好き。
お酒を習慣的に飲んでいる・お酒をたくさん飲む。
ストレスを感じている。
15分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に肥満の人がいる。

【自覚症状】
急に太ってきた。
ウエストサイズが増えてきた。
食欲が異常にある。
いつも空腹感がある。
血圧が高くなってめまいがする。
疲れやすくなった。
息切れするようになった。
体が冷えやすくなった。
頭痛が起こりやすい。お酒に弱くなった。



高血圧の危険因子と自覚症状

【危険因子】

塩辛い食事が好き。
野菜を食べる量が少ない。
食事は満腹するまで食べる。
早食いである。
睡眠時間が不規則。
お酒を習慣的に飲んでいる。
怒りっぽい性格。
ストレスを感じている。
10分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に高血圧の人がいる。

【自覚症状】
喉が渇きやすい。
体が疲れやすい。
肩こりがある。
頭が重い。
階段を昇ると動悸がある。
寝つきにくくなった。
手足に痺れがある。
尿の量が多くなった。
むくみがある。
体が冷えやすい。



高血糖の危険因子と自覚症状

【危険因子】

早食いである。
食事は満腹するまで食べる。
お菓子などの間食が多い。
ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い。
脂っこい食事が好き。
お酒を習慣的に飲んでいる。
お酒をたくさん飲む。
ストレスを感じている。
10分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に糖尿病の人がいる。

【自覚症状】
口の中が渇きやすく、水をたくさん飲む。
オシッコの回数が増えた。
オシッコの泡立ちが多く、消えにくい。
オシッコの色が濃い、臭いが強い。
食欲が異常にある。
いつも空腹感がある。
急に太ってきた。
いつも疲れやすい。
皮膚にかゆみがある。
性欲が減退してきた。



高中性脂肪の危険因子と自覚症状

【危険因子】

早食いである。
食事は満腹するまで食べる。
お菓子などの間食が多い。
肉食が多い。
脂っこい食事が好き。
お酒を習慣的に飲んでいる。
魚を食べる量が少ない。
20分以上歩くことが少ない。
糖尿病、肝臓病、腎臓病、痛風がある。
両親や祖父母に脂質異常症の人がいる。

【自覚症状】
疲れやすい。
太ってきた。
体が冷えやすい。
風邪をひきやすくなった。
お酒に弱くなった。
イライラしやすい。
運動をすると息切れしやすい。
尿に脂肪が混じる。
上まぶたに黄色っぽい盛り上がりがある。
胸や背中に黄色っぽいニキビがある。



高コレステロ-ルの危険因子と自覚症状

【危険因子】
肉や揚げ物が好き。
脂っこい食事が好き。
スナック菓子を食べる。
ケーキやアイスクリームが好き。
野菜や海藻はあまり食べない。
お酒を習慣的に飲んでいる。
タバコを吸っている。
ストレスを感じている。
10分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に脂質異常症の人がいる。

【自覚症状】
疲れやすい。
体が重く感じる。
太ってきた。
息切れしやすい。
体が冷えやすい。
皮膚に脂肪のふくらみがある。
上まぶたに黄色っぽい盛り上がりがある。
お尻や背中に黄色っぽい固まりがある。
アキレス腱が太くなった。
眼の角膜に白いリング状のものがある。

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