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2020年3月26日木曜日

新型コロナウイルス(COVID-19)の自覚症状は、発熱、倦怠(けんたい)感、痰(たん)を伴わない空ぜき、味覚障害、嗅覚障害、食欲不振、下痢、嘔吐

新型コロナウイルス(COVID-19)の自覚症状
発熱、倦怠(けんたい)感、痰(たん)を伴わない空ぜき、味覚障害、嗅覚障害、食欲不振、下痢、嘔吐


#1 味覚障害・嗅覚障害

#2 食欲不振・下痢・嘔吐

#3 死者は、男性の方が女性より多い

味覚障害・嗅覚障害

【AFP=時事】子どものおむつのにおいが分からなくなった母親から、急に食べ物の味が分からなくなった議員まで、新型コロナウイルスの一部患者が嗅覚損失の症状を訴えている──。この症状が手掛かりとなり、ウイルスが検出できるようになる可能性があると専門家らが指摘している。

英米仏の耳鼻咽喉科専門医らは、嗅覚が突然失われる無嗅覚症の患者がここ数週間で増えているとし、これが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の兆候の一つである可能性があると指摘している。こうした症状は、その他には何ら問題のない人にも表れるため、感染のサインとなり得るというのだ。
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世界保健機関(WHO)はCOVID-19の最も一般的な兆候として発熱、倦怠(けんたい)感、痰(たん)を伴わない空ぜきなどを挙げている。
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英国の耳鼻咽喉科の医師らはこのほど、嗅覚や味覚が急に失われた人について、たとえその他の症状がなくても自主隔離することを勧告するよう保健当局に要請した。
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英国鼻科学会(British Rhinological Society)のクレール・ホプキンス(Claire Hopkins)理事長は20日、英国耳鼻咽喉科医会(ENT UK)のニルマル・クマール(Nirmal Kumar)会長と共同でこの問題に関する公開書簡を発表し、COVID-19に関するイランやフランスからの第一報でも嗅覚の喪失を訴える患者についての記載があったが、これには特に驚かなかったとしている。
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ホプキンス理事長によると、突然に嗅覚が失われる成人の症例の約40%はウイルス感染後の無嗅覚症が原因とされ、このうち従来型コロナウイルスが関連している割合は最大で15%ほどと考えられているという。
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だが、新型コロナウイルスによる被害が最も大きいイタリア北部の病院に勤務する耳鼻咽喉科医師が、現場の医療従事者らの間に嗅覚喪失が多くみられると述べたことで状況が変わった。これがきっかけとなり、専門のインターネット掲示板に投稿が相次いで寄せられることとなったとホプキンス理事長は指摘し、「他には何ら問題のない若者らの間で、嗅覚喪失を訴えるケースが増えていることに皆が気づき始めた」と続けた。

また、先週診察した患者20人のうち9人に、嗅覚能力の喪失が最近あったことが分かったとしながら、これが「極めて異常」な状況であるとも強調した。
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■「重要なサインとなる症状」

こうした状況を受け、無嗅覚症をCOVID-19の潜在的な兆候として複数の国の専門家らが注意喚起している。
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米国耳鼻咽喉科・頭頸(けい)部外科学会(AAOHNS)は22日、事例証拠ではあるが、無嗅覚症と味覚障害が新型コロナウイルスの「【となる症状」であることを示す症例が増えていると指摘した。
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ドイツでは、地域的な流行で2月に約1000人が2週間隔離されたハインスベルク(Heinsberg)で住宅を戸別訪問する調査が実施され、この時に感染者全体の約3分の2が数日間の嗅覚と味覚の喪失を訴えていたことが分かった。
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調査を行った独ボン大学(University of Bonn)のウイルス学者のヘンドリック・シュトレーク(Hendrik Streeck)氏は、「中には、子どもの汚れたおむつのにおいが分からなくなっていた母親もいた。シャンプーのにおいがしなくなったという人や、食べ物が薄味に感じるようになったという人も」と、独日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ(Frankfurter Allgemeine Zeitung)の取材で語っている。
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英国の政治家として初めて新型ウイルス検査で陽性と判定されたナディン・ドリーズ(Nadine Dorries)保健・社会福祉政務次官も、嗅覚と味覚の両方が失われたことを明らかにしている。
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ドリーズ氏は先週、ツイッター(Twitter)への投稿で、「食べ物や飲み物が温かいか冷たいか、これだけしか分からない」と書いていた。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00000021-jij_afp-int&p=1

食欲不振・下痢・嘔吐

 腹の調子が悪ければ、コロナ感染を疑った方がいいかもしれない――。中国の研究者らが発表した論文〈湖北省における消化器系症状を伴う新型コロナ感染者の臨床的な特徴〉は衝撃的だ。湖北省の3病院に1月28日~2月28日に入院した感染者204人を調べたところ、約半数の99人に消化器系の症状がみられたという。問題なのは、コロナ感染が消化器系の病気と間違われて見過ごされる恐れがあることだ。

 論文によると、調査対象の患者のうち多数は消化器系の基礎疾患を持っていなかったが、食欲不振(83.8%)や下痢(29.3%)、嘔吐(0.8%)などの症状が確認されたという。レアケースだが、咳などの呼吸器系の症状が表れないのに消化器系の症状だけを発症している感染者もいたというから驚きだ。

 ハーバード大学院卒で医学博士の左門新氏がこう解説する。

「この論文は、肺に症状が出た感染者について肺炎を発症する前の初期症状を調べたものです。コロナ感染を判断する際に消化器系の症状はあまり疑われてきませんでした。しかし、この論文は、肺炎の症状が出てからコロナ感染を疑うのではなく、発症前の段階で消化器系の症状にも注意を払っておくべきと警鐘を鳴らしています」

 厚労省はコロナ感染の相談・受診の目安として〈風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く〉〈強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある〉――と掲げているが、「食欲が出ない」「お腹がゆるい」といった消化器系の軽い症状でも、コロナに感染している可能性があるのだ。

 さらに論文は、消化器系に問題があってもコロナ感染を疑わないため、〈消化器系に症状のある感染者は、そうでない感染者に比べ、発症から感染確認まで長い時間がかかる〉と指摘。見過ごされている“隠れコロナ感染者”がウジャウジャいるかもしれないということだ。

 感染に気づかなければ、重篤化のリスクは高まる。論文では〈消化器系に症状がある感染者は、そうでない感染者よりも重症化するリスクが高い〉と説明。〈臨床医は、下痢などの消化器系の症状が新型コロナウイルスの特徴を有しているだろうと認識すべきである〉〈消化器系の症状のある危険な状態の患者には、呼吸器系の症状が表れるのを待つのではなく、(感染の)疑いの指標を早期に上げる必要があるだろう〉――と結論付けている。

「消化器系に症状のある人を全員調べるわけにはいきませんが、論文を踏まえれば、感染が広がっている地域の住民や濃厚接触者に消化器系の症状の有無を聞いてもいいのではないか。少しでも消化器系に問題があれば、コロナに感染している可能性を念頭に検査できますからね」(左門新氏)

 論文によると、消化器系に症状のない感染者のうち60%が回復している一方、消化器系に症状のある感染者は34.3%しか回復しなかったという。政府はさっさと検査を拡大するべきだ。

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/270857

死者は、男性の方が女性より多い

新型コロナウイルスの死者、男性の方が女性より多い理由とは
2020.03.25 Wed posted at 13:00 JST


(CNN) イタリアや中国など新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の大規模感染が起きている国で、男性の死者が女性を上回る傾向にあることが分かった。専門家はその理由について、喫煙や飲酒などに起因する全般的な健康状態の悪さを指摘している。

イタリア国立衛生研究所によると、男性は新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出た患者のほぼ60%を占め、死者に占める割合は70%を超えている。韓国のように、女性の方が陽性患者の割合が多い国でさえも、死者の約54%を男性が占める。

なお、米政府は新型コロナウイルスに関する全米の統計を発表していない。


ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策調整官、デボラ・バークス医師は20日の記者会見でイタリアの懸念すべき傾向として、「男性の死亡率はあらゆる年齢層において、女性の2倍に上るらしい」と語った。

CNNは、20日の時点で症例数が多い世界20カ国が公表している統計を独自に分析した。この20カ国のうち、死者と感染者の両方について性別を明らかにしているのは中国、フランス、ドイツ、イラン、イタリア、韓国の6カ国のみだった。

この6カ国とも男性の方が死亡率が高く、最も高いイタリアでは女性10人に対して男性24人の割合だった。
平均すると、COVID―19と診断された男性が死亡する確率は女性に比べて50%高かった。

公衆衛生の専門家は以前から、COVID―19のような呼吸器系の疾患について、生物学的要因だけでなく生活習慣に起因するジェンダー的要因が、男女間の死亡率に重大な違いを生じさせている可能性を指摘していた。

2015年の世界統計によると、男性の喫煙者は女性の約5倍。男性のアルコール消費量も女性の約5倍に上る。こうした不健康なライフスタイルと慢性疾患の関係は、さまざまな研究で裏付けられている。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35151331.html

健康成分の効能効果・機能性一覧

肥満の危険因子と自覚症状

高血圧の危険因子と自覚症状

高血糖の危険因子と自覚症状

高中性脂肪の危険因子と自覚症状

高コレステロールの危険因子と自覚症状


肥満の危険因子と自覚症状


【危険因子】

早食いである。
食事は満腹するまで食べる。
お菓子などの間食が多い。
ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い。
脂っこい食事が好き。
お酒を習慣的に飲んでいる・お酒をたくさん飲む。
ストレスを感じている。
15分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に肥満の人がいる。

【自覚症状】
急に太ってきた。
ウエストサイズが増えてきた。
食欲が異常にある。
いつも空腹感がある。
血圧が高くなってめまいがする。
疲れやすくなった。
息切れするようになった。
体が冷えやすくなった。
頭痛が起こりやすい。お酒に弱くなった。



高血圧の危険因子と自覚症状

【危険因子】

塩辛い食事が好き。
野菜を食べる量が少ない。
食事は満腹するまで食べる。
早食いである。
睡眠時間が不規則。
お酒を習慣的に飲んでいる。
怒りっぽい性格。
ストレスを感じている。
10分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に高血圧の人がいる。

【自覚症状】
喉が渇きやすい。
体が疲れやすい。
肩こりがある。
頭が重い。
階段を昇ると動悸がある。
寝つきにくくなった。
手足に痺れがある。
尿の量が多くなった。
むくみがある。
体が冷えやすい。



高血糖の危険因子と自覚症状

【危険因子】

早食いである。
食事は満腹するまで食べる。
お菓子などの間食が多い。
ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い。
脂っこい食事が好き。
お酒を習慣的に飲んでいる。
お酒をたくさん飲む。
ストレスを感じている。
10分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に糖尿病の人がいる。

【自覚症状】
口の中が渇きやすく、水をたくさん飲む。
オシッコの回数が増えた。
オシッコの泡立ちが多く、消えにくい。
オシッコの色が濃い、臭いが強い。
食欲が異常にある。
いつも空腹感がある。
急に太ってきた。
いつも疲れやすい。
皮膚にかゆみがある。
性欲が減退してきた。



高中性脂肪の危険因子と自覚症状

【危険因子】

早食いである。
食事は満腹するまで食べる。
お菓子などの間食が多い。
肉食が多い。
脂っこい食事が好き。
お酒を習慣的に飲んでいる。
魚を食べる量が少ない。
20分以上歩くことが少ない。
糖尿病、肝臓病、腎臓病、痛風がある。
両親や祖父母に脂質異常症の人がいる。

【自覚症状】
疲れやすい。
太ってきた。
体が冷えやすい。
風邪をひきやすくなった。
お酒に弱くなった。
イライラしやすい。
運動をすると息切れしやすい。
尿に脂肪が混じる。
上まぶたに黄色っぽい盛り上がりがある。
胸や背中に黄色っぽいニキビがある。



高コレステロ-ルの危険因子と自覚症状

【危険因子】
肉や揚げ物が好き。
脂っこい食事が好き。
スナック菓子を食べる。
ケーキやアイスクリームが好き。
野菜や海藻はあまり食べない。
お酒を習慣的に飲んでいる。
タバコを吸っている。
ストレスを感じている。
10分以上歩くことが少ない。
両親や祖父母に脂質異常症の人がいる。

【自覚症状】
疲れやすい。
体が重く感じる。
太ってきた。
息切れしやすい。
体が冷えやすい。
皮膚に脂肪のふくらみがある。
上まぶたに黄色っぽい盛り上がりがある。
お尻や背中に黄色っぽい固まりがある。
アキレス腱が太くなった。
眼の角膜に白いリング状のものがある。

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